サブプライムローン問題(低所得者向け住宅ローン)に端を発し、パニック売りが世界を駆けめぐった。FRB(米連邦準備理事会)の緊急利下げによって株式市場は落ち着きを見せつつあるが、日本政府の対応策を個人投資家はどのように見ているのだろうか? 株価対策の効果的な施策として「規制緩和など構造改革」を求める個人投資家が44%に達することが、ロイターの調べで分かった。次いで「衆議院の解散・総選挙」(12%)「政権交代」(11%)という結果が出た。 個人投資家からは「魅力的な金融市場にする必要がある」との声が多く、そのためには「構造改革を推し進める必要がある」(40代男性)との指摘があった。具体的には「小さな政府を目指す」(60代男性)「特殊法人の整理」(50代男性)など、行政改革を求める意見が目立った。 この調査はインターネットによるもので、1115人が回答した。回答者の金融資産残高は500~999万
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