サードレール(third rail、「第三軌条」の意)はアメリカで用いられる言葉。議員や公務員が切り出すと常に物議を醸し非難されるような政策。電車の線路には、一部の地下鉄など電力を供給するために軌道脇に通電したレール(第三軌条)を設けているものがある。これに触れて感電することになぞらえ、非難を浴び政治的な地位を失いかねない政策をサードレールと呼ぶ。アメリカ以外にも(サードレールと呼ばれることはないが)同様の政策は各国に存在し、たとえば下記のうちの「社会保障の削減」「規制の対象になっている化学物質(麻薬の類)の合法化」は日本でも同様に政治的地位を失いかねない政策である。