民主党の前原誠司政調会長は9日の衆院予算委員会で、「社会保障というと切りにくいイメージだが、『ムダの宝庫』。社会保障にどうやって切り込んでいくかが極めて大事だ」と述べました。 前原氏が「ムダ」の例にあげたのが、生活保護の医療扶助。「窓口負担がなく、全部税金。患者は財布が痛まないから過剰診療、過剰投薬をし放題だと疑われても仕方がない」と言いたい放題。憲法25条の生存権にもとづく生活保護の制度を否定する姿勢を示しました。 小宮山洋子厚労相は「生活保護の費用の半分が医療扶助。適正になるようにしないといけない」と同調。「医療扶助相談」と称して、“受診抑制”などを進めていく考えを示しました。
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