在日コリアンの子どもたちが通う大阪府内各地の朝鮮学校で10月末以降、公開授業やバザーなどの行事が予定されている。北朝鮮のミサイル発射などで朝鮮学校への偏見が強まり、嫌がらせやヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次ぐ中、実際に訪問して学校の存在を理解してもらうのが狙い。各地の朝鮮学校は財政難や児童・生徒数減少が進み、来春には府内でも統合が進む。一部の学校では、最後の公開行事になる。 府内には高級学校(高校)、中級学校(中学)、初級学校(小学)を合わせて計8校の朝鮮学校があり、在日コリアンが朝鮮の言語や文化を学ぶ貴重な場所になっている。