安倍晋三首相の施政方針演説に対する各党の代表質問(1月28~30日)を通じ「自共対決」がいっそう鮮明になっています。日本共産党は民意を背に安倍政権の暴走政治と正面対決。他の野党はそろって安倍政権への翼賛ぶりを示したのです。 「訴えることに分かりやすさがあった」 テレビ朝日系「報道ステーション」で古舘伊知郎キャスターが、こうコメントした共産党・志位和夫委員長の代表質問(29日)。暮らし、経済、原発、米軍基地などの問題で国民の声をぶつけ、政治の転換を提案しました。 安倍晋三首相は“暴走路線”に居直り、かわす答弁ばかりです。 志位氏が「働く人の賃金は18カ月連続で減少を続けている」と厚労省発表の数字を突きつけると、首相は「雇用、所得環境が改善するなかで景気は緩やかに回復している」と政府自身の統計を無視。圧倒的な原発廃止の世論に対しては「原発はもうやめたというわけにはいかない」と福島第1原発事故な
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