民主党は参院選マニフェスト(政権公約)に「暮らしを守る力になる」というスローガンを掲げています。選挙になれば、「生活」とか「暮らし」を持ち出して「対決」ポーズをとるのは、国民をあざむくものです。 暮らし破壊する「一体改革」強行 海江田万里代表は「増税後どうなるのか。消費が伸びるか。私は危ないと思っている」(7日)と述べたり、「社会保障の制度にもっともっと力を入れていく。社会保障の充実を図っていく」(4日)などと語ったりしています。環太平洋連携協定(TPP)についても、「それによって暮らしが破壊される、町が破壊される、ふるさとが破壊される可能性がある」(5日)と訴えています。 しかし、消費税増税や年金削減などの社会保障改悪を「税と社会保障の一体改革」の名で自公両党と強行したのは、民主党ではなかったでしょうか。 民主党は昨年、自公との「3党合意」にもとづき、前回総選挙の政権公約に盛り込んでいた