慰安婦問題の報道姿勢をめぐり、朝日新聞に対する風当たりが強まっている。だが、今度は現職閣僚が朝日新聞の記事に公然と異を唱えている。 朝日新聞は23日付朝刊で第2次安倍晋三内閣の「閣僚通信簿」と題し、それぞれの担当記者が署名入りで、閣僚を5点満点で採点し、寸評を加えている。 「各閣僚を間近で取材し続けてきた『番記者』が独自の視点で、通信簿をつけた」そうだ。その評価は、菅義偉官房長官の4・0点を最高点に、下は森雅子少子化担当相の1・5点や石原伸晃環境相の0・5点まで評価はさまざまだ。 この閣僚通信簿で、沖縄北方担当相や領土問題担当相など多くの政策分野を兼務する山本一太参院議員の評価は2・0点。通信簿の見出しは「物言う持ち味 影潜める」とあり、「肝心なニュース発信では、持ち前の明確な物言いを避けがちだった」となかなか厳しい。 山本氏はこの批評に対し、自身のブログ「気分はいつも直滑降」で、「いくら