中国上海市にある食肉加工会社「上海福喜食品」が7月中旬、マクドナルドなど外資系大手ファストフード店に期限切れの肉を使用した商品を供給していたことが中国メディアに報道され、食の安全問題への関心が一気に高まった。中国国内のインターネットに「もう何も食べられなくなった」といった不安の声が多い一方、「食の安全問題で外資系だけがクローズアップされるのはおかしい」「政府の陰謀かもしれない」といった意見も寄せられた。 一連の不正が明るみに出たのは「上海福喜食品」の従業員の内部告発がきっかけだったという。上海市のテレビ局のスタッフが同社の臨時従業員として3カ月に渡って潜入取材し、半月近く過ぎた鶏肉や鶏皮を混ぜて出荷したり、床に落ちた鶏肉を肉棚に戻したり、期限を7カ月も過ぎた牛肉を使っていたなどの衝撃の映像をカメラにおさめた。 上海福喜食品は米国の食品卸売会社OSIグループの中国法人で、マクドナルド、ケンタ
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