大阪都構想をめぐる対立をきっかけとした大阪市の出直し市長選は23日、投票が行われ、即日開票の結果、任期途中で辞職した地域政党「大阪維新の会」代表の前職、橋下徹氏(44)=大阪維新公認、日本維新の会推薦=が、政治団体代表の諸派、マック赤坂氏(65)ら3新人を破っての再選を確実にした。 投票率は午後7時現在で17・14%。大阪府知事とのダブル選で行われた前回の最終投票率は60・92%だった。 橋下氏は都構想の設計図作りを行う大阪府市の特別区設置協議会(法定協)で他党に特別区の区割り案の絞り込みを反対され、任期途中で辞職。設計図作りの是非を争点に出直し選に打って出たが、主要政党は「大義がない」などとして候補者擁立を見送った。有力な支援組織を持たない3新人が橋下氏に挑む異例の構図となり、選挙戦は最後まで盛り上がりに欠いた。 低投票率は橋下氏の求心力や維新の党勢にも影響するとみられる。橋下氏は都構想
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