左から、鄭茂憲、野中章弘 北朝鮮の映画界に初めて密着したドキュメンタリー映画『シネマパラダイス★ピョンヤン』の上映会付きトークショーが25日、早稲田大学大隈記念講堂で行われ、早稲田大学政治経済学術院 ジャーナリズム大学院教授の野中章弘と、朝鮮新報社記者の鄭茂憲(チョン・ムホン)がトークショーを行った。 映画『シネマパラダイス★ピョンヤン』場面写真 本作は北朝鮮で俳優を目指す生徒が通う演劇映画大学や人気監督の撮影現場に、シンガポールのクリエイターが迫ったドキュメンタリー作品。主体思想に忠実な映画作りを学ぶ一方、太り気味だということを気にする女優の卵の姿や、俳優が談笑し合う日常風景がごく自然なタッチで映し出される。 ADVERTISEMENT 野中は「わたしたちが普段耳にする北朝鮮の情報はとても限られていて、マスメディアの流す情報も指導者の姿や北朝鮮の軍隊が行進するところであったり飢餓であった
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