日本共産党の志位和夫委員長は8日夜放映のBS11「報道ライブ21」で、日米ガイドライン(軍事協力の指針)再改定の「中間報告」というホットなニュースから集団的自衛権問題、臨時国会での論戦と安倍内閣をどうみるか、アジアの平和体制の問題まで、質問に答えながら縦横に語りました。司会は露木茂氏、コメンテーターは早野透・桜美林大教授(元「朝日」コラムニスト)が務めました。 日米ガイドライン再改定――地球のどこでも日米共同作戦 冒頭、露木氏が、日米両政府がこの日公表したガイドライン再改定に向けた「中間報告」について、「国会であんまり議論されていないのに、こういう話だけどんどん進んでいる」と問いかけました。 志位氏は、「中間報告」が、ガイドラインに「7月1日の閣議決定を適切に反映する」としていることを指摘。「(集団的自衛権の行使容認問題は)『閣議決定』をやっただけで、国会での議論はわずかしかやっていません