週刊少年ジャンプ(同人少女ジャンプ?)の人気漫画「黒子のバスケ」作者に対する脅迫が相次いで話題になっている。関係先に致死量の硫化水素が送られるなど脅迫がどんどんエスカレートしており、ついに今回のコミケでは同作品のサークル全部に参加をやめてもらうという事態にまでなった。 最近のコミケ準備会の見識のなさや弱腰ぶりは目に余るものがあり、表現規制問題にまともに立ち向かおうとしない姿勢とも併せて今後が大いに不安になる。先代の米沢氏が死んでからはその辺について大幅に駄目になったと思う。 ただ、そうした準備会の駄目な対応は別として、こんな派手な脅迫犯がまだ捕まっていないという点の方が驚きだろう。最近の警察の捜査能力の低下をこれほどよく見せつけてくれる事例はないのではないか。あるいは案件が案件なので真面目に捜査していないだけかもしれない。今回のような脅迫事件がもし原発絡みで電力会社に対して行なわれていた