台湾の呉釗燮外交部長台湾の呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相に相当)が25日、安倍晋三元首相の27日の国葬を前に追悼文を産経新聞に寄稿し、安倍氏の台湾への支持に謝意を示すとともに、地域の安定のために民主主義陣営が団結する必要性を訴えた。 ◇ 7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され、この世を去った。台湾の人々は心を痛めて名残を惜しみ、さまざまな形で偉大な政治家、安倍元首相を追悼している。 台湾の人々が心を痛め、名残を惜しむ最大の理由は、台湾が中国共産党政権によるさまざまな脅しと孤立工作に苦しむ中、安倍氏が日本国首相として、中国からの批判を気にせず、何度も台湾への関心と支持を寄せてくれたからだ。「台湾有事は日本有事、すなわち日米同盟の有事である」、「台湾は日本と価値観と繁栄を共有するパートナー」などの発言は、台湾の人々の間で最も深い印象を残した名言として記憶されている。 また、台湾が地震や台