日本の麻雀博物館に長年眠っていた国宝級の麻雀が、中国の懐に帰ろうとしている。世界麻雀組織は15日、千葉県の麻雀博物館の運営者(竹書房)の野口恭一郎会長の遺言に基づき、「五彩螺鈿牌」を含む多くの収蔵品が故郷に帰ることになったと発表した。華西都市報が伝えた。 中華麻雀公開試合組織委員会の姚暁雷秘書長助理は15日の取材で、収蔵品には「五彩螺鈿牌」の他に、宮廷用の麻雀牌(ヒスイ製、純銀製、骨製、サイの角製)や、梅蘭芳の麻雀牌、張大千の麻雀牌、袁世凱の陶磁器製の麻雀牌、明朝の馬吊牌、明・清朝の雀卓などが含まれると述べた。 姚氏は、「すべてに文化財としての価値があり、どれが最も高価であるかは比較できるものではない」と語った。 竹書房は世界麻雀組織と中華麻雀公開試合組織委員会に全権を委任しており、日本麻雀博物館の収蔵品を中国に送り返す事項について話し合いを進めている。 日本側はさらに世界麻雀組織や中華麻