こうして得たものが大きいのに、常に最高レベルを求められて育つと、自分が手に入れているものの有難味を感じられなくなってしまっています。残念ですよね。 幼児教室に通い、積木やプリントをたくさんこなして、お受験の面接訓練も受けていたのに不合格。でも、「私とこの子の今までの苦労はなんだったの」と嘆かないでください。子どもと一緒に通った幼児教室で学んだ知恵、お作法はしっかり体験として身に付いています。 小学校でのテスト。必死で勉強していたのに返ってきた点数は60点。でも、結果は出なくても勉強したことによる学力は相当付いているはずです。運動会の晴れ舞台。駆けっこの練習をずっとしてきました。予行練習では1等賞。ところが当日、転んでしまってビリ。 「次は頑張ろうね」がNGな理由 この様子を見て「ああ、折角あれだけ練習していたのに。努力が実らなく残念だったね。来年は転ばないように頑張ろうね」と言葉をかけるの