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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (3)

  • 「半沢直樹」の不在 : 池田信夫 blog

    2013年09月23日01:42 カテゴリその他 「半沢直樹」の不在 ちょっと前に事中に30分ぐらい見ただけでアホらしくなって見てなかった「半沢直樹」について、ツイッターで藤沢数希氏が「何が面白いかわからない」と書いているので「私もそう思う」と書いたら、すごい反響がきてびっくりした。 そこで念のため、そのとき録画したビデオを早送りで見たが、印象は同じだ。原作はバブル期の話で、それを現代に舞台を移しているのだと思うが、今どきあんな単純な不良債権でメガバンクが大騒ぎになるはずがない。90年代に私も不良債権の現場をたくさん取材したが、最大の違いはドラマのように個人の責任は問わないということだ。 原作者は元銀行員だから、それを知って脚色していると思うが、日の会社では不祥事の責任は関係者全員で負うのだ。もちろん実際には責任者がいるが、それは外部にはわからない。90年代に100兆円もの不良債権が出

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  • 封建党と君主党 : 池田信夫 blog

    2012年11月23日23:06 カテゴリ法/政治 封建党と君主党 選挙戦は、離合集散で大混乱だ。太陽の党がわずか4日で消滅して日維新の会に合流したと思ったら、今度は維新の会に振られた減税日が亀井静香氏と合流し、民主党を離党したTPP反対派や国民の生活が第一や社民党まで入れた「中道リベラル」の党をつくるという。これはマンガみたいだが、意外に日のサイレント・マジョリティを代弁しているかもしれない。 右翼対左翼とか、保守対リベラルといった対立軸は、日ではリアリティがない。アメリカのように民主党と共和党の対立が日常生活まで浸透している国とは違って、日にはそういう理念の対立がなく、民主党も自民党も世界の基準からみれば「大きな政府」の社民勢力だ。 これに対して維新の会などの勢力は競争原理を理念とし、小さな政府を掲げている。これはマスコミ的には支持を受けているが、私以上の世代は、音では「も

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  • コンテンツ産業の「25%ルール」 : 池田信夫 blog

    2010年02月13日11:53 カテゴリITメディア コンテンツ産業の「25%ルール」 私もいろいろな「コンテンツ産業」にかかわったが、この分野のいろいろな業界に共通している暗黙のルールがある。それはクリエイターには売り上げの25%しか還元されないというルールだ。出版の場合には、小売:20% 取次:10% 印刷・製:35% 出版社:25% 著者:10%出版社の取る「仕切り」は会社によって違い、これは大手の場合だ。新しい会社が参入するのは事実上禁止だが、幽霊会社を買収して参入しても、小売と取次に半分近く取られるので、印税や印刷代を払うと出版社には10%ぐらいしか残らない。しかも返品リスクも版元が負うので、出版社はハイリスク・ローリターンのビジネスだ。 映画の場合は、映画館:50% 配給元:25% プロダクション:25%だからほとんどの映画は赤字で、DVDやタイアップなどで辛うじてトントン

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