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ブックマーク / tatemura.hatenadiary.org (5)

  • 知の開国:大学の若手研究者ができる4つのこと - tatemuraの日記

    IT業界は鎖国状態に近い。国内だけで回るシステムが産官共同で構築され、閉じた世界の中で生産性は一向に上がらず、日発のソフトウェアやサービスが世界に広まるという事例が極端に少ない。 残念ながら同じことが、大学を中心にした学問の世界でも起きているように思う。国内だけで回るシステムが産官学で構築され、優秀な頭脳が低い生産性の中で無駄遣いされている。この事態を変えられるのは、危機感を持った若い研究者たちだと思う。もちろんこれは、大変難しい問題だ。日全体の構造的な問題なので、一人の力ではどうにもならないと感じるかもしれない。それを力で変えようとすれば、政治的権力を得る必要があり、それを得たころにはもうあなたは今のあなたではなくなっている。危機感はそのうち無力感となり、そして何も感じなくなってしまうかもしれない。 それでも若手研究者に今から具体的にできることは、ある。 (1)英語のレジュメを

    知の開国:大学の若手研究者ができる4つのこと - tatemuraの日記
    bull2
    bull2 2008/02/28
    本当に英語ができないと話にならんな。先進国の中で日本に生まれてきてしまったことにデメリットを感じる、と言っていた友人も居たしなぁ。
  • 大企業をゆく - tatemuraの日記

    更新をサボっている間に今日またひとつ歳をとってしまった。ちょっとここで、大企業に勤める研究者として自分の身を振り返ってみたい。 『ウェブ時代をゆく』関連で大組織と小組織の対比が話題になったが、そもそも自分はなぜ大企業に勤めるのだろうか。『ウェブ時代をゆく』の「大組織適応性」チェックリストは必ずしも当てはまらない。むしろ逆に思う点も多い。例えば、 「配属」「転勤」「配置転換」のような「自分の生活や時間の使い方を他者によって規定されること」を、「未知との遭遇」として心から楽しめる。(p93) という点。会社の命令で赴任し、会社の命令で突然帰任させられる出向者の人々を見てきているので、日的企業戦士の適応性としては納得するのだが…。自分にはできないだろう。*1 そんな自分でも今ここにいるのは、大企業ならではの研究職というものに意義を感じているからだろう。 大企業のゆるさと研究職 まず言えるのは、

    大企業をゆく - tatemuraの日記
    bull2
    bull2 2008/02/11
    大企業は「ゆるさ」があるので研究者を雇える。確かにそうだけど、折角作ったものが死蔵されちゃうのはヤダな。
  • 国家プロジェクトをやめてみる - tatemuraの日記

    はじめに:筆者の勤める研究所の親会社は日の大手ITベンダーのひとつですが、ここに書くのはあくまでも筆者個人としての意見です。ですが、会社の、さらには日IT全体の長期的な発展を願うものとしての一般論をここに発言するしだいです。 「やめてみる」シリーズとして、やめてみるメソッドを是非適用してみたいものがある。国家プロジェクトだ。 ただし、 国家プロジェクトやめてみ、といっても発注側(政府)と受注側(企業)と立場があるが、今回は企業側にたって、「やめてみ」と提案してみたい。 国家プロジェクトといってもあくまで研究プロジェクトのことであり、政府が使うITシステムの受注といった話とは異なる。 情報通信系の話で、ライフサイエンス系など別分野は違うかもしれない。情報通信系の中でも、主にソフトウェアの研究開発に議論が偏っているかもしれない。 また、最近で言えば『汎用京速計算機』の是非が池田氏のブログ

    国家プロジェクトをやめてみる - tatemuraの日記
    bull2
    bull2 2007/12/01
    国家プロジェクトの目的の一つには人材育成もあるからなぁ
  • 梅田発言にまつわる雑感:入り口で絞るか、出口で絞るか - tatemuraの日記

    梅田さんの発言 (直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan) を読んで、「まあそうだよねえ」と思っていたら、 ネットでのすごい反響(嵐のような反応を読んで - My Life Between Silicon Valley and Japan)。 その反響のほうにある意味感銘を受けた。 以下、思ったことを書いてみる。 discouragingな日の言説 いま自分は業では米国の研究者(といっても中国人が多いが)と同じ立場で、日(の社)に対して 研究成果を売り込んでいる立場にある。 その立場(我々=米国、彼ら=日)からみると、日の人たちとの会議にはげんなりさせられることが多い。 まあ英語力の問題とか、会議をするのに意思決定がされないとか、他にも

    梅田発言にまつわる雑感:入り口で絞るか、出口で絞るか - tatemuraの日記
  • 情報大航海の中の人にきいてみた。。。 - tatemuraの日記

    出張で久しぶりに古巣の大学を訪問し、情報大航海プロジェクトの中のえらいひとにお会いした。 当初、官製グーグル(日の丸検索エンジン)つくってどうする?みたいな批判が多かったが、経済産業省の人の反論もあった。官僚側のえらいひとやITベンダーの中の人々と、大学のえらいひとでは考えも違うかもしれないが、実際のところを(酒の席で)うかがった。 たしかにプロジェクト構想の初期には、打倒グーグルみたいな発想があったそうだ。でも議論を進めてすぐに、同じ方向性で対抗してもしょうがない、という結論に達したそうだ(まあそりゃそうだ)。映像解析やセンサー技術など、日に優位な技術がある分野に注力するということと、インターネットの情報だけに限らず、実世界の情報(センサー情報とか)を対象にしようという話になったとのこと。 プロジェクトの成果としては、従来のように「ITベンダーが集まってプロダクト(のようなもの)を

    情報大航海の中の人にきいてみた。。。 - tatemuraの日記
    bull2
    bull2 2007/02/08
    ビジグリと同じ轍を踏みそうな悪寒
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