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ブックマーク / www.gcd.org (13)

  • 仙石浩明の日記: ベンチャーが学校教育に求めること

    東北大学大学院の教壇に立ちました。 産学連係講義 「先端技術の基礎と実践」 という講義で、 毎週一人づつ企業から講師を招いて、 ソフトウェアや IT 技術の様々な側面について理論的、 あるいは実際的な観点から講義してもらう、 という趣旨でした。 講義題目の一覧を見ると、 私以外は、 (講義の趣旨から言って当然ですが) 技術的な内容ばかりで、 私の講義 「学生のうちに身につけて欲しい、たった一つの能力」 だけ浮きまくっていました (^^;。 当にこんな内容で話していいのか (ある意味、大学院での教育方針にケンカを売るような内容ですので) と内心不安だったのですが、 少なくとも一部の学生さんには積極的に質問してもらえて、 1コマの授業時間だけでなく、 講義後のフリートークも時間いっぱいいっぱい使って、 学生さん達とお話しすることができました。 型破りな講義内容を快諾して頂いた先生方に深く感謝

  • 仙石浩明の日記: なぜ、「購入 VS 賃貸」 という比較がナンセンスなのか?

    このように考えれば、 「賃借して住む」の部分は両者に共通であるから除外して比較することができる。 つまり「買うか? 借りるか?」という比較は、 「不動産投資を行なうか? 行なわないか?」という比較になる。 4000万円の新築マンションを購入するとして、 頭金を800万円(購入価格の2割)、 残り3200万円を金利3%、 35年返済で借りるとした場合、 月々の返済額は12万3000円となる。 頭金800万円を加えた総返済額は約5970万円。 これに固定資産税、維持管理費等の支払いが約1700万円。 結局7670万円の支払いをして、マンションが自分の資産となるわけである。 ここで、 (自分自身に) 月額 12万3000円の家賃で賃貸すると考える。 もちろん家賃の額は任意に設定して構わないのであるが、 ここでは簡単化のため、 家賃をローンの月々の返済額と同額の 12万3000円に設定してみる。

    bull2
    bull2 2008/04/07
    35年後の日本の人口構成を考えれば、年をとって連帯保証人が居なくても部屋を借りれるようになると思われ。というわけで賃貸最強。
  • 仙石浩明の日記: 1/9 以降、Windows VISTA 搭載 レッツノートのハードディスクが突然死する可能性がある

    先日 1/10 (運悪く出張初日だった *_*) に、 レッツノート CF-R6MWVAJP のハードディスク・ドライブ (以下、HDD と略記) が 回転しなくなり (スピン・アップしない) 往生した。 電源を入れても、 BIOS が Phoenix TrustedCore(tm) NB Copyright 1985-2004 Phoenix Technologies Ltd. All Rights Reserved Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 2007 BIOS Version 1.00-L13 CPU = 1 Processors Detected, Cores per Processor = 2 Intel(R) Core(TM) Duo CPU U2400 @ 1.06GHz 2048MシステムRAM

    bull2
    bull2 2008/01/20
    というか、やっとIDE(ATA)にもSCSIのように沢山並べて使うニーズが出てきた、ってことですな。
  • 仙石浩明の日記: initramfs (initrd) の init を busybox だけで書いてみた

    ブートパラメータとして「initrd=」を与えると、 ブートローダがイメージをメモリ上に読み込んでカーネルに渡す。 するとカーネルはそのイメージがファイルシステムなのか、 cpio アーカイブなのか調べる。 もしファイルの magic number が cpio であれば、 ramfs としてマウントする。 そして /init が実行可能ならば、 initramfs として扱い、 /init を起動する。 以上の条件が一つでも成立しない場合、 すなわち cpio アーカイブでない場合や、 /init が実行できない (/init が存在しない) 場合は、 initrd 扱いになるので注意が必要である。 すなわち RAM ディスクとしてマウントしようとするので、 カーネルに RAM ディスクドライバが組み込まれていなかったり、 「root=/dev/ram0」カーネルパラメータを指定していな

    bull2
    bull2 2007/10/09
    2.6からinitrdだけじゃんくてinitramfsも使えるようになった
  • 仙石浩明の日記: 10行でできる高精度ハードウェア自動認識 (initramfs の init を busybox だけで書く)

    これまでLinuxのハードウェア自動認識と言えば、 /sys/bus/pci/devices 以下と、 /lib/modules/`uname -r`/modules.pcimap を照らし合わせて 解析していくのが定石でした。 USBにも対応しようとすると、もう一つ大変です。 しかしこれからの常識は、 /sys/bus/*/devices/*/modalias と /lib/modules/`uname -r`/modules.alias です。 すばらしい。 確かに modules.alias を使う方が、 簡単かつ確実に必要なモジュールを読み込むことができそう。 さっそくこの方法を使って initramfs の init スクリプトを書き直してみた。 tmp=/tmp/dev2mod echo 'dev2mod(){ while read dev; do case $dev in'

    bull2
    bull2 2007/10/09
    スゲー。
  • 仙石浩明の日記: NFS と AUFS (Another Unionfs) を使って、ディスクレス (diskless) サーバ群からなる低コスト・高可用な大規模負荷分散システムを構築する

    ディスクレス (diskless) サーバを多数運用しようとしたときネックとなるのが、 NAS (Network Attached Storage) サーバの性能。 多数のディスクレスサーバを賄え、かつ高信頼な NAS サーバとなると、 どうしても高価なものになりがちであり、 NAS サーバ体の価格もさることながら、 ディスクが壊れたときの交換体制などの保守運用費用も高くつく。 それでも、多数のハードディスク内蔵サーバ (つまり一般的なサーバ) を 運用して各サーバのディスクを日々交換し続ける (運用台数が多くなると、 毎週のようにどこかのディスクが壊れると言っても過言ではない) よりは、 ディスクを一ヶ所の NAS にまとめたほうがまだ安い、 というわけで NAS/SAN へのシフトは今後も進むだろう。 そもそも CPU やメモリなどとハードディスクとでは、 故障率のケタが違うのだから

    bull2
    bull2 2007/09/18
    nfsとtmpfsを重ね合わせてmountする。
  • 仙石浩明の日記: Advanced/W-ZERO3[es] アドエスを非常用の起動ディスクにしてみる

    ノートPC を持ち歩いていると、たまに起動ディスクが欲しくなる。 カーネルや起動スクリプト、あるいはブートローダなどをいじっていて、 起動しなくなることが (しばしば ^^;) あるからだ。 ハードディスクから起動しなくなってしまうと、 起動ディスクが最後の手段となる (昔のノートPC では、 分解してハードディスクを取り出して内容を修正する、 という手段を使ったこともあったが、 最近のノートだと「ハードディスク保護」の仕掛けがあるようなので難しいだろう)。 昔は起動ディスクと言えばフロッピーディスクだった。 slackware の救急用ディスクを常備していた人も多いだろう。 そして今でも最後の最後の手段としてフロッピーディスクは万能である (実はつい最近、昔の VAIO C1 (無印) をいじっていたら起動しなくなって、 フロッピーディスクのお世話になってしまった)。 最近だとフロッピー

    bull2
    bull2 2007/08/24
  • 仙石浩明の日記: 技術者の成長に役立つ会社とは?(2)

    技術者の成長に役立つ会社とは?(1) をとても多くの方々に読んで頂けました。 頂いたコメントや、 はてなブックマークに頂いたコメントを見ると、 賛同/批判 両方の立場から様々なご意見がありますね。 拙文が多くの方々の考えるきっかけになったのだとすれば、 書いた甲斐があるというものです。 特に学生さんにとっては、これから自身の人生を切り拓いていくのですから、 いま自分の将来について考えることは、 必ず後の人生にとってプラスになることでしょう。 以下に述べるのは、私が考える「技術者の成長に役立つ会社」の条件です。 他の人は異なった考えを持つかもしれませんし、 私自身も常に考え続けているので、 「役立つ会社」の条件が変ってくることがあるかも知れません。 しかし、 「技術者の成長にとって一番役に立つ会社を目指したい」というその思い自体は、 私が技術の責任者であり続ける限り、変らず持ち続けたいと思っ

  • 仙石浩明の日記: オープンソース版 VPN-Warp リレー サーバ (Perl POE を使って実装)

    Perl の非同期I/Oモジュール POE を使って VPN-Warp relayagent を書いてみました」に 続いて、 同じく POE を使って VPN-Warp リレー サーバも書いてみました。 これで、オープンソースだけを使って VPN-Warp を実現することができます。 今までも、 BIGLOBE の VPN ワープのページから証明書を取得すれば、 月額 525円で VPN-Warp を試してみることはできたわけですが、 ちょっと試してみたい場合など、 有料であることがネックである感は否めませんでした。 特に、 常日頃からオープンソースを使いこなしている方々だと、 ちょっと使ってみたいだけなのにお金を払うのはねぇ、 と思ってしまうのではないでしょうか。 かくいう私も、 無料「お試し版」のサービスやソフトウェアに慣れきってしまっているので、 試しに使ってみようとする場合に、

    bull2
    bull2 2007/04/04
    stoneって便利ですな
  • 仙石浩明の日記: プログラマを目指すのに適した時代、適していない時代

    プログラマの道を目指すのに適した時代、適していない時代、 というのがあるように思う。 もちろんプログラマに限らず、あらゆる職種、それぞれについて、 適した時代というのがありそうだ。 最初に断っておくが、 適していない時代だからといって、その職種を目指すな、と言っているわけではない。 ただ単に、適していない時代であることを意識し、 適していないことを覚悟して ;-)、その道を目指すべきだ、という意味である。 現代は、プログラマを目指すのには適していない時代だとつくづく思う。 そんな馬鹿な、インターネットの普及によって、何でも簡単に調べられて、 その気さえあればいくらでも高度な勉強ができて、 いくらでもプログラマとしてのスキルアップができるではないか、 という反論が聞こえてきそうであるが、 もうしばらく黙って私の話を聞いて欲しい。 「自分なりに体系化するセンス」で、長久氏曰く: 「仙石浩明の日

  • 仙石浩明の日記: ロングテール戦略が格差社会を生む: 必要は発明の母

    格差が広がりつつあることの根拠として、 親の資金力が子供にかけられる教育費に影響を与え、 子供の知能に影響する、という点があげられることがあるが、 果たしてそうだろうか? 確かに、お金に糸目をつけなければ いくらでも(授業料が)高い教育を受けさせることができる。 いくらデキの悪い子でも、 教えたぶんくらいは学力が上がるだろう。 しかしながら学力と知能は違う。 知能とは考える力であり、 いい学校にいけば身につけられる、 というものでもない。 学びて思わざれば則ち罔し 教わるだけで考えなければダメ、とは 論語以来くり返し言われ続けてきていることであるが、 考える訓練を学校で行なっているかと言えば、 なかなか心もとないものがある。 少なくとも私の経験だと、 考える習慣というのは学校とは関係のないところで身につけたような気がする。 どういうときに考える習慣が身についたかと言えば、 それは何か不足し

  • 仙石浩明の日記: ssh-agent を screen の中から使う方法

    GNU screen の バグ報告を行なう ついでに screen-devel ML に参加したら、 次のようなメールが ML に流れてきた: There is a much simpler solution http://www.2701.org/archive/200406150000.html The key is that SSH_AGENT need not point to a socket, it can point to a symbolic link to a socket. なるほど~ ssh-agent と通信するための UNIX ドメイン ソケット を指す (パス名固定の) シンボリック リンクを作るようにしておけば、 環境変数 SSH_AUTH_SOCK には、そのシンボリック リンクのパス名を 設定しておけば済むので screen の中で ssh を使うとき便利

    bull2
    bull2 2006/09/27
    SSH_AUTH_SOCK が直接 UNIX ドメイン ソケットを指し示すのではなく、 UNIX ドメイン ソケットを指し示すシンボリック リンクを作成しておいて、 SSH_AUTH_SOCK にはこのシンボリック リンクのパス名を設定しておけばよい
  • 仙石浩明の日記 「ソフトウェア開発」は「モノ作り」ではない

    いつのころからか、 ソフトウェア開発がモノ作りに喩えられるようになった。 典型的なのは、製造業(例えば自動車製造)と IT 業界とを比較して、 前者が高度にシステム化されているのに対し、 後者がまるで家内制手工業のようだ、という批判である。 日経ビジネス online の記事に次のようなくだりがあった: 「というより、何といいますか、経営トップからすると、 ITはとにかく非常識な世界だ、としか思えないのではないかなあ。 例えば大きなシステム開発プロジェクトに取り組むと、 すぐ100億円を投資する、という話になってしまう。 100億円の経常利益を出そうと思ったら当に大変。 ところが、100億円を投じたのに、期限までに完成しない、 出来上がってきたものが当初計画と違う、 直そうとするとさらに金がかかる。 こんなことが起きるわけですから、『一体なぜなんだ』と経営トップは思うわけです」 IT業界

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