FEAR系のシステムと他のシステムを比較するとセッション運営とシナリオで至れり尽くせりなのが良くわかります。かつて 「補助輪」 と言われましたが、まさにそのとおり。 で、FEAR系のシステムだけやってた人が他のシステムをやろうとするとその不親切さをどう補うかで苦労することが多いようなので、補完する手法を解説します。加えて、他のシステムではなんで「3行シナリオ」だけでもさくっと運営できちゃうかという解説もします(余裕があれば)。深く突っ込むと、シナリオ作成時のポリモーフィズム(多態性)&フレームワークによる効率化の話まで行きますが、そこまで行くかは謎。 1.ハンドアウト問題 他のシステムではハンドアウトがないため、どうやって導入したら良いかで途方にくれるようです(笑)。 1-1.ハンドアウトの機能 以下の2つの機能があります。 <1>PCのやるべき目的を示す <2>PCの立ち位置の差別化を示