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ブックマーク / ensaigaisai.seesaa.net (4)

  • 生命保険会社が超長期債を買う理由(追記あり)

    ツイッター経由で以下のような記事を見つけました。筆者のかたの氏素性はわかりませんが、いまだにこういう理解なんですかね。 http://agora-web.jp/archives/1390664.html 「あなたの生命保険は大丈夫?~超長期国債依存が進む生命保険会社」 この記事では最近主要生命保険会社が超長期国債を大量に購入しており、資産全体に占める割合が急にふえている点を指摘し、金利が上がった時大きな損失がでる危険性を指摘しています。 ご心配はごもっともですが、やはり物事の一面だけを表層的にとらえていることが否めないですね。 やはりこの議論をする前提として、いま保険の世界で議論されている欧州のソルベンシーIIや今後導入される可能性のある経済価値ベースの規制、あるいはIFRSといった問題への理解は不可欠で、そういう点に全く触れていない(たぶん知らないのでは?と思いますが)この記事はかなりミ

    came8244
    came8244 2011/10/13
  • 金融機関のお金は他人のお金!!!

    このことだけは強く枝野某氏に申し上げておきたいと思います。法的根拠もない中で政府の要職にあられる方が、東電への貸付金の「債権放棄」を口にされることに対し、強い違和感を持ちます。もちろん多くの金融機関にとって一部の債権放棄は数字の上では可能でしょうが、それは金融機関に損失をダイレクトに与えバランスシートを痛めいずれ間接的に国民負担となる可能性があります。 いずれは東電は自分だけではお金が足りなくなるから(社債を除く)一般貸付金はどのみち一部返済不能になるかもしれません。しかし、そのこととこの段階で政府要人が「債権放棄」を口にすることとはまったく次元の異なる話です。金融機関のお金は、小口も含む庶民のお金でもあります。政府が他人事のように、庶民のお財布から被害者のお財布へとお金を移し変えようとしているだけで、肝心の政治家や官僚がまったく責任を取っていないことに不信感が募ります。 被災者への賠償優

    came8244
    came8244 2011/05/14
  • 第4象限の入り口で 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

    以下は2010年10月のPIMCO社のビルグロース氏のinvestment outlookより引用しました。 「(前略) 「投資家」はこれまでよりも低いリターンに甘んじなくてはならないニュー・ノーマルという状況を正確に思い描くことができていません。つい先週、ニューヨーク・タイムズ紙は年金基金が企業年金、公的年金双方とも、性急な綱渡りを進めようとしていると報じました。この記事では、こうした年金投資家の苦境、すなわち運用ポートフォリオの長期的リターンを平均8%と想定している状況を「貯蓄の幻想」と称しています。実際に、過去10年間のリターンは平均で3%に過ぎません。しかし、こうした投資家はチャート1に示した25年間の歴史が適切な目安になるとの考え方に固執しています。これはある意味で、年金運用の分野において株式長期投資の考え方を模倣したものであると言えます。しかし、常識的に考えた場合に得られる唯一

    came8244
    came8244 2010/10/25
  • 「円高」ですか? 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

    最初にお断りしておくが、仕事がらみにおいては円高はつらい。保有外貨建資産が目減りするから、円高は必ずしも好ましいことではない。もちろん新規投資の機会という点では好ましい面もある。まあどっちもあるということだが、少なくとも外貨投資の単年度パフォーマンスについては悪化要因となるので、あまりありがたいとはいえない。 しかし、最近のメディアなどの報道が、たかだかドル円の水準が85円ぐらいになったからといって円高だと騒いでいるのを見ると、強烈な違和感にさいなまれる。ワタクシの意見ではこれは円高ではない。外国主要通貨安である。ユーロやドルにおいては、意図せざる競争的通貨切り下げが始まっていると感じているからだ。 欧州の債務危機でユーロはかなり値下がりした。これは、ユーロと言う仕組みへの疑問が増大した結果、一気に市場がプレミアム(過大評価)部分をブン投げて、ユーロドルの購買力平価と目されるゾーン(1.1

    「円高」ですか? 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)
    came8244
    came8244 2010/08/10
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