韓国では最近、ネチズンによるインターネット上の書き込みや、それに伴う行動が過激になってきていることが社会問題と化している。 つい最近では、音楽制作者のイ・ジュンヒョン氏による「サイワールド」のミニホームページが、非難や中傷で溢れかえるという事件が起こった。 発端はテレビの100分討論番組。この日は「インターネット実名制」に関して、賛成と反対に分かれて討論が行われていた。インターネット実名制とは、本人の名前と住民登録番号(韓国国民全員に割り当てられる13桁の番号)が一致し、本人確認ができて初めてインターネット上に書き込みができるという制度だ。「個人情報流出」や「表現の自由の侵害」といった懸念を抱えつつも、インターネット上の誹謗・中傷対策として、2007年7月から断行されることとなっている。 この番組で、動画ポータル「DC Inside」のキム・ユシク代表はインターネット実名制を強く批判し「悪
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