法廷での録音を試みている大阪弁護士会の中道一政弁護士が、裁判記録を破る公用文書等毀棄罪を犯したとして大阪府警天満署に自首していたことが7月28日、わかった。20日付。 中道弁護士によると、7月19日午前10時〜同30分ごろ、大阪地裁で事件記録の謄写中に、電話聴取書の原本を縦方向に引きちぎったという。 動機は「自身の発言について虚偽が書かれていたため」としているが、その後、「痛切に反省の情をもって」、破る前に取った聴取書のコピーを提出するなどした。同日中に、大阪地裁第13刑事部宛てに謝罪文書も提出している。 担当事件の公判について、「弁護人の意見を述べていないのに、述べた扱いにされたことについて虚偽だと考えた」という。 【修正】当該裁判についての説明が誤っていたので修正しました(2023年7月28日 20:43)