箇条書きを記す際に、左端につける中黒(・)を英語ではbullet(バレット)とよぶ。このバレットを使った米国生まれの手帳術「バレットジャーナル」が、日本でも本格的に普及する気配がある。 手帖の箇条書きですぐ思い浮かぶのは、多くの人が実践しているTo doリスト。『バレットジャーナル』は、To doリストの別の言い方だと早合点する人もいるかもしれないが、実は結構違う。では、『バレットジャーナル』は、ふつうのTo doリストとどう違い、どんなメリットがあるのだろうか? バレットジャーナルの解説・情報サイト『わたしのバレットジャーナル♥』を運営しているすみれさんに、バレットジャーナルの基本的な点を教えていただいた。 ■To doリストとの違い Q:バレットジャーナルには、手帖に箇条書きしてタスクを管理するという点で、To doリストと共通したものがあります。ざっくり言うとTo doリストとの大き