米レッドハットは6月18日、米国ボストンで開催中の年次イベント「Red Hat Summit 2008」で記者会見を開き、仮想化関連ソフトウェア製品とID管理ソフトウェア製品を発表した。仮想化製品は、昨年スタートしたオープンソースプロジェクトの「oVirt」(オーバート)の成果物をレッドハットとして製品化するもので、Linuxカーネルに組み込まれたハイパーバイザのKVM「Embedded Linux Hypervisor」と、Webベースの管理ツール「Virtual Infrastructure Management」の2つを提供する。 Embedded Linux Hypervisorは、LinuxやWindowsをホストするための仮想化インフラで、40MBとフットプリントが小さく、サーバやアプライアンス製品への組み込みもできる。KVMをベースとしており、Linux同様のパフォーマンスや