2016年12月2日、17年前に「週刊少年ジャンプ」で連載終了を迎えていた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が、連載再開することが発表された。その内容は「北海道編」――剣心や弥彦にくわえて、志々雄真実の部下であった瀬田宗次郎や新撰組の残党も登場する物語を、作者である和月伸宏氏が描く、まさに正統な『るろ剣』の続編である。 近年、『るろうに剣心』は再評価が著しい。『龍馬伝』や『ハゲタカ』の大友啓史氏が監督を務めた映画版三部作は大きな人気となり、宝塚の公演は高い評価を得た。子供の頃に「ジャンプ」で『るろ剣』が直撃した世代が父や母になり、子連れで会場に足を運ぶこともある。「歴女」なる言葉も生まれた現代では、そもそも若者向けのサブカルチャーで時代劇は定番ジャンルだ。 『るろ剣』は広い世代に愛される、まさに“国民的作品”となったのだ。 だが、連載当時の『るろ剣』は、漫画好きの間で少なからず物議を醸し
ワシントンD.C.の中心部に広大な敷地を持つ、スミソニアン博物館。そこには、世界で最初に動力飛行を実現したライト兄弟の飛行機、アポロ16号が持ち帰った月の石、あるいは持ち主が不幸になることで知られる「呪いのダイヤモンド」 まで、実に様々な人類の「宝」たちが収蔵されている。 そこに1998年、日本人が開発した“とあるゲーム”が収蔵された。その名は――「バーチャファイター」。そして、この開発者こそが『アウトラン』や『スペースハリアー』などの「体感ゲーム」でセガを世界的企業に押し上げ、現在も欧米の開発者から高い評価を受ける、鈴木裕氏である。 この連載では、日本のゲーム業界黎明期のクリエイターを取材してきた。だが、鈴木裕氏はその巨大な業績に比して、今ではあまり語られなくなった人物だ。日本ではその名前は、ドリームキャストの「シェンムー」シリーズの続報が聞こえなくなった頃を境に、ゲームファンの間から消
Javascript is required. Please enable javascript before you are allowed to see this page.
■被害当事者が制作した「性暴力取材のためのガイドブック」12月中旬の都内で、ある小規模な集まりが開かれていた。「性暴力と報道 対話の会」。性暴力被害の当事者である山本潤さんらが2015年から始めた会だ。山本さんは実父から受けた性虐待を2010年に告白。現在、性暴力被害者支援看護師(SANE)として活動を続けている。この日の参加者は8人。山本さんともう1人の当事者、他の6人は報道関係者。報道関係者は、筆者のほかはテレビ局や大手新聞の記者だった。 会に先駆けて、山本さんは自身のブログで「性暴力取材のためのガイドブック」を公開している。制作のきっかけは、被害者の元に取材に来る記者たちに性暴力に関する基本的な知識がないと感じたことや、性暴力取材では被害者と記者の行き違いが起こりやすいと気づいたことだという。 ガイドブックの中では、被害者が取材を受けて「困ったこと」と「良かったこと」の両方が紹介され
かの菊地誠さんが興味深い発言をしている。 僕がニセ科学を非難するのは、社会的な意思決定の場にニセ科学が出てくると健全な意思決定ができないからだ。極端な話、「除染はEMで行う」と行政が決めたら大変なことになる。環境問題などを見ると、それもそれほど笑いごとではない。健全な民主主義には健全な常識が必要だ。ニセ科学の出る幕はない https://twitter.com/kikumaco/status/811842154427363328 ■ 社会的な意思決定の場に理系カルトが出てくると健全な意思決定ができない ご自身の原発カルト、理系カルトもそのままではないのかと。 モディファイすると菊池さんが非難される構造として全く違和感がないものが生まれる。 僕が原発カルトを非難するのは、社会的な意思決定の場に理系カルトが出てくると健全な意思決定ができないからだ。極端な話、「事故で放射能を撒き散らしたけど大し
「働かせすぎは人権侵害だ」ファミレス経営の国会議員がルールづくりにこだわる理由長時間労働はもううんざり。いくらそう思っていても、競争で負ける不安がつきまとう。企業努力に任せるのではなく同じ土俵で戦えるようにしなければ、「ブラック企業」はなくならない。 ファミレスが深夜営業をやめる「ロイヤルホスト」「ガスト」「ジョナサン」・・・おなじみのファミリーレストランが続々と深夜営業を取りやめる方針を発表した。 一方、深夜営業を従業員が1人でこなす「ワンオペ」が批判された牛丼チェーン「すき家」は、人員を確保できた店舗で深夜営業を再開している。 「外食産業はブラックになりやすい。基本的にはシフト制なので、長時間労働をする必要はないはずです。人員確保と営業時間の見直しが課題です」 BuzzFeed Newsにこう語るのは、国内で約700店を展開するファミレス「ジョイフル」(本社・大分市)代表取締役の穴見陽
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く