自衛隊調達には無駄がある。 かつて陸自は市価以上でトイレットペーパーを購入していた。地方隊単位でのまとめ買いを行った結果だ。競争入札にもかかわらず応募資格や納入条件の高さからスーパーやホームセンターの価格よりも高くなっった。さらにそれに輸送費をかけて部隊に配分していた。 これは、まとめ買いの弊害の一つだ。 また国内生産も不経済は大きい。1990年ころ米国はF-16を30億円で買っていた。それを再開発した国産機F-2は100億円飛行機となった。そして中身はF-16もF-2も大差あるものではなかった。 H-60系ヘリも2-3倍の差がある。陸軍用の輸送型は米国では10億円程度で調達されている。それを日本はライセンス生産で40億円程度で生産している。 まずは無駄だ。 ■ 防衛費に財務省は口を出すな だが、その問題を無視する主張がある。加藤AZUKIさんと菊池誠さんの発言はそれである。 加藤AZUK