航空自衛隊の「ブルーインパルス」が、東京パラリンピックの開会式の日に行った展示飛行のあと、適正な高度を下回る高さでカラースモークを使用した問題で、防衛省は染料が付着した車などについて、被害を賠償する方針を決めました。 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は、ことし8月、東京パラリンピックの開会式に先立って、都内上空で展示飛行を行ったあと、埼玉県の入間基地に着陸する際、適正とされる高度を大幅に下回る高さでカラースモークを使用しました。 その後、基地周辺の一般の車に染料が付着しているという連絡が相次いで寄せられ、航空自衛隊が調べた結果、一部については、カラースモークの染料である可能性が極めて高いと判断したということです。 これまでに、およそ1100台の車について問い合わせがあったということで、防衛省は今後、付着が確認された車などについて被害を賠償する方針です。 航空自衛隊は「