今回は超話題のあの本を、珍しく時流に乗って買ったのでご紹介です。田野大輔氏のナチス関係の本は『愛と欲望のナチズム』『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』と結構読んでいました。何なら『【書評】ヒトラーとナチ・ドイツ』のときに本書のきっかけとなった『新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち』も紹介しており、ちゃんと勉強してるじゃん俺、という感じです。 まぁ、たまにしか読まないので内容を忘れがちですが。読んだのが2年も前なのでしょうがない。 そんなわけで、ある意味では本書の内容を新鮮に読むことが出来ました。 大学生協も絶賛 本書の内容に入る前に、興味深いエピソードをご紹介しましょう。 私は本書を大学生協で手に入れたのですが、初版は手に入らず再入荷を待つこととなりました。そこで大学生協の書籍部の方と軽くお話をしたのですが、その方もぜひ学生に読んでほしい本だと太鼓判を押して