タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/kudan9 (7)

  • 【書評】検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? : 九段新報

    今回は超話題のあのを、珍しく時流に乗って買ったのでご紹介です。田野大輔氏のナチス関係のは『愛と欲望のナチズム』『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』と結構読んでいました。何なら『【書評】ヒトラーとナチ・ドイツ』のときに書のきっかけとなった『新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち』も紹介しており、ちゃんと勉強してるじゃん俺、という感じです。 まぁ、たまにしか読まないので内容を忘れがちですが。読んだのが2年も前なのでしょうがない。 そんなわけで、ある意味では書の内容を新鮮に読むことが出来ました。 大学生協も絶賛 書の内容に入る前に、興味深いエピソードをご紹介しましょう。 私は書を大学生協で手に入れたのですが、初版は手に入らず再入荷を待つこととなりました。そこで大学生協の書籍部の方と軽くお話をしたのですが、その方もぜひ学生に読んでほしいだと太鼓判を押して

    【書評】検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? : 九段新報
  • 【記事評】「なんでよりによって自民党から出るんですか?」『ラブひな』『ネギま!』…ヒットメーカー赤松健を決心させたもの(文春オンライン2022年3月6日配信) : 九段新報

    記事評というカテゴリをすっかり忘れてました。かなり久々の記事評は自民党の公認候補となった赤松健に対するインタビュー記事『「なんでよりによって自民党から出るんですか?」『ラブひな』『ネギま!』…ヒットメーカー赤松健を決心させたもの 赤松健さんインタビュー#2』に対するものです。 なお、この記事は『「私自身がいわゆる“キモオタ”なんですよ(笑)」累計5000万部超のマンガ家はなぜ「それはないな」な決断をしたのか 赤松健さんインタビュー#1』の続きという扱いですが、前編の記事は赤松に関する基礎情報と山田太郎再選以前の思い出話に終始しているので割愛します。 なお、引用は全て当該記事からのものです。 要するに「サヨク」が嫌い――赤松先生のこれまでの活動実績を見ると、別に政治家にならなくても成果を残してきたように思います。なぜ参院選に出馬するのでしょうか。それも、自民党から。これまでマンガを規制しよう

    【記事評】「なんでよりによって自民党から出るんですか?」『ラブひな』『ネギま!』…ヒットメーカー赤松健を決心させたもの(文春オンライン2022年3月6日配信) : 九段新報
  • むしろなぜ、SNS上で誹謗中傷を繰り返しておいて大学教員の職にあり続けられると思えるのか : 九段新報

    九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 以前『なぜハラスメントする研究者は研究者として劣っていると断言できるのか』という記事を書きましたが、北村紗衣氏への誹謗中傷、およびオープンレター『女性差別的な文化を脱するために』関係者への罵詈雑言がやむことがありません。Twitterでも書きましたが、端的に言ってこの状況は常軌を逸しており、誹謗している人は何か悪い病気にやられて正気を失ったとしか思えない有様です。 誹謗者の主張は様々ですが、一貫しているのは次の2つです。まず第一に、呉座勇一氏が所属先の日文研に処分されたことに象徴されるように、北村氏を擁護する勢力やオープンレターによって(男性)研究者の言論が弾圧されているという部分。もう一つは、呉座氏の事例にせよ、北村氏が代理人を通じ大学と協議しながら対応を

    むしろなぜ、SNS上で誹謗中傷を繰り返しておいて大学教員の職にあり続けられると思えるのか : 九段新報
  • Wikipediaの出鱈目「ゲーマーゲート論争」記事を否定する その2 : 九段新報

    前回記事『Wikipediaの出鱈目「ゲーマーゲート論争」記事を否定する その1』からの続きです。 今回は研究云々、エビデンス云々の話から少し外れ、Wikipediaの『ゲーマーゲート論争』記事の中でも特に適当が書かれている「ペドフィリアとオタク差別」の節の内容を批判していきましょう。 なお、前回同様、特に説明がない限り引用はWikipediaの当該記事からです。 ペドフィリアと小児性暴力を区別するな 女性キャラクターだけでなく、未成年キャラクターの露出の高い服装・可愛いしぐさ・魅力を強調した演出なども批判される。 社会背景として、ペドフィリア(小児性愛者)とチャイルド・マレスター(小児性犯罪者)の混同がある[82][83]。特にアメリカでは、ペドフィリアは単なる性的な異常者として見られているだけでなく、実際に子供への性犯罪を犯したかどうかを問わず、その性的嗜好を持っているだけで「絶対的な

    Wikipediaの出鱈目「ゲーマーゲート論争」記事を否定する その2 : 九段新報
  • ファクトチェックのファクトチェック 「日本報道検証機構」は信頼に値するか : 九段新報

    九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 「女子受験者を一律減点 東京医大、恣意的操作」ー 今朝の読売新聞が衝撃的なスクープを放った。女子であるという理由だけで減点とはいかがなものか、と反応したくなる。だが、待てよ。この報道を「事実」と鵜呑みにするのは早い。紙面上、事実と信じるに足るエビデンスは何も示されていないからだ。大学側も事実関係を認めるコメントは出していない(8月2日午後6時現在)。 (中略) もちろん「把握していない」というコメントは「そのような事実はない」という明確な否定とは異なる。だが、「そのような事実がある」と取材に対して証言した人物が、いったい何人いるのか。「女子一律減点」に直接関わった人物なのか、伝聞で知った人物なのか、その証言の裏付けとなる客観的証拠もあるのか、証言だけなのか。

    ファクトチェックのファクトチェック 「日本報道検証機構」は信頼に値するか : 九段新報
  • 正論7月号『セクハラはチンパンジーもやっている』の愚劣さ : 九段新報

    九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 雑誌「正論」公式アカウント@zasshiseiron【異論暴論】正論7月号来月1日発売 セクハラ問題を考える 非難し合う社会にしない https://t.co/5bsnRbYDZE @Sankei_newsさんから 【6月1日発売!月刊正論7月号「向夏特大号 平和のイカサマ」】特集… https://t.co/DXjaoUTgxz 2018/05/30 09:17:39 これの件です。正論7月号に掲載された『セクハラ?チンパンジーでは常識ですよ 他人の尻馬に乗る#METOO運動』 という記事が掲載されています。表紙、目次、紙面でそれぞれタイトルが微妙に異なるといういい加減さですが、内容もいい加減です。 それはそうでしょう。対談したうち竹内久美子氏は既に『正論

    正論7月号『セクハラはチンパンジーもやっている』の愚劣さ : 九段新報
    custardtarte
    custardtarte 2018/06/03
    読者層にふさわしいレベルの記事なのでは
  • 一向に前へ進まない反表現規制派の議論 『ゆらぎ荘の幽奈さん』批判への反論に価値がないわけ : 九段新報

    九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 ジャンプの表紙に関する議論が主にツイッターでなされています。 この件に関して、私も何度か記事を書こうと思いはしたのですが、書きかけてはやめるということを繰り返しています。 というのも、ここで問題になっている議論というのは私が過去に記事で指摘したことのちょっとしたパターン違いなだけなんですよね。要するにゾーニングと表現者の姿勢の問題につきます。 オタクが「ポリコレ」を理解する前にわかっておくべき前提 ポリティカル・コレクトネス(PC)とは何か フェミニズムにおける「まなざし」と批判の要点 『のうりん』ポスターが批判を呼んだわけ 基の論点の整理 碧志摩メグは結局何が問題だったのか ブログなので同じことを繰り返し記事をアップデートしていくのも大切なのですが、忙し

    一向に前へ進まない反表現規制派の議論 『ゆらぎ荘の幽奈さん』批判への反論に価値がないわけ : 九段新報
    custardtarte
    custardtarte 2017/07/09
    そうなんだよな。「フェミ」が権力でもってエロ表現を規制したことなんて一度もない。表現規制反対派は目の前の現実が見えてない
  • 1