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ブックマーク / note.com/54seikobi85 (3)

  • 「呉座勇一事件」と皇国史観スターターキット|小檜山青 Sei KOBIYAMA

    呉座勇一氏について、後藤和智氏の記事が出ました。 知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの @gendai_biz https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82627 #現代ビジネス  よくまとまっていて、付け加えるものはないようで、どこか画竜点睛を欠くのではないか? そんな違和感がつきまといました。その正体をつきめてゆくと、騒動の中である名前を見たことを思い出したのです。 それは平泉澄。かつては否定された平泉澄だって、再評価されているというつぶやきが流れてゆきました。 『青天を衝け』を理解するために、片っ端から水戸学関連書籍を読んでいた私には、平泉澄という名前がパズルのピースのようにピタリとハマった感があったのです。 カジュアル皇国史観を摂取しふりまく知識人たち こちらの記事では、フェミニズムを嫌い、リベラルをコケにする価値観

    「呉座勇一事件」と皇国史観スターターキット|小檜山青 Sei KOBIYAMA
  • 観光史学とは? 会津は歴史で飯を食うつもりのゲスばかりの土地なのか?|小檜山青 Sei KOBIYAMA

    SNS歴史談義はしないようにしています。理由はどうでもいいでしょう。端的に言えば時間の無駄です。 しかし、長年気になっていることはある。それはWikipediaにも掲載され、そこから派生してインターネット上で定着した「観光史学」という用語についてです。 なんでこんなことを書いているかというと、詳細はここでは書きませんが、こういう趣旨のことをSNSで見かけたのでまとめてみたくなったのですね。 「会津の連中は飯をうために白虎隊だのなんだの持ち上げている」 「H氏だのN氏だの、ムッソリーニ碑のことを真摯に反省したのか?」 では、考えていきましょうか。 「観光史学」とは? そもそも観光業とは、交通網の発達といった要素がなければ成立しません。Wikipediaを引いてみましょう。 観光史学(かんこうしがく)とは、主に第二次世界大戦後に地域の歴史において、観光資源として動員することを理由に創作され

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  • 司馬遼太郎おじさんをバカにしていた君たちへ|小檜山青 Sei KOBIYAMA

    また司馬遼太郎の話だ。すみません。 こういう文脈では司馬遼太郎読者全員がバカにされているわけじゃない。講演会で研究者に「それは司馬遼太郎とはちがいますよね」と質問するおじさんがバカにされているだけ。 それを前置きとしまして。 メッケルの関ヶ原を筆頭に、司馬遼太郎のガセネタは研究されています。けれども、それが戦国で止まって、幕末明治以降は検証不十分ではないかとしみじみ思うのです。 日露戦争をざざっと読んでいくと、海外のものは勝因として外交をあげます。 そこにはイギリスとアメリカの思惑がある。年老いたロシア帝国を颯爽と倒す日を喧伝し、資金援助してきた。アドミラルトーゴーなんて、プロパガンダ由来の褒め称えぶりではある。 日側もそれに乗っかって軍神を作り上げたと。 司馬遼太郎の『坂の上の雲』はそういうものから脱却できないどころか、乗っかったものであり、弊害が大きいのです。これは幕末明治もそう

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