5月15日、三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行グループが発表した2014年3月期業績は、前期の好決算から一転して減益見通しになる。写真は同行のロゴマーク。都内で2010年11月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 15日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行グループが15日までに発表した2014年3月期業績は、前期の好決算から一転して減益見通しになる。これまで収益の牽引役だった日本国債(JGB)の売買益が見込めなくなりつつあることが最大の要因だ。 運用先として外債なども挙げられるが、各グループは国内向け貸出の強化に力を入れる姿勢を示す。しかし資金需要の盛り上がりは未だ限定的。「このままでは銀行はジリ貧」(金融庁幹部)との指摘も出る中、リスクを取って稼ぐ能力を磨くなど、ビジネスモデルの確立が急務になっている。 「国債のリ
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