厚生労働省が10月末に発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍と、1974年以来、43年ぶりの高水準が続く。また、総務省が発表した9月の完全失業率も前月と横ばいの2.8%だった。空前の人手不足といってもいい状況にありながら、実は40歳以上の「転職格差」は静かに拡大している。今回は、表に見えないミドル世代の転職環境の実態を浮き彫りにしてみた。 ※データを更新し、記事を再掲しています 求人倍率の伸びの中でも注目したいのが、正社員の有効求人倍率です。9月は1.02倍(季節調整値)と、2004年の調査開始以来で最高値を示しています。人手を確保したい企業は正社員の求人を増やしています。 就業者数は6596万人で、うち正社員は前年同月より76万人増加するなど、仕事を探す求職者側にとっては、非常に強い追い風が吹いているように見えます。実際に、採用担当の人事スタッフにとっては、採用の難易度が上
![平均年収は450万円!? 超人手不足でも広がる「40歳からの転職格差」の実態 (NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6bb5f5bca32dd1f929b07f1829928dbe7afe58f5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20171117-00010002-nikkeisty-000-view.jpg)