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2018年4月17日のブックマーク (20件)

  • 分断化する社会と生の保障 斎藤純一 - garage-sale

    I  社会の分断化 近代の政治思想は、国民社会をセキュリティの単位として位置づけながら、そのセキュリティの幅をしだいに拡張してきた。近代初期においては、社会契約論の思想に見られるように、生の保障の力点は物的な安全( phisical security )に置かれていた。その後、「生の保障」が国家安全保障( national security )に加え「社会保障」( social security )の次元をしだいに厚くしていったことは、たとえばM・フーコーが「死の権力」から「生の権力」への権力のモードの変容──「死なせるか生きるままにしておという旧い権利に代わって、生きさせるか死の中へ廃棄するという権力が現われた」( Foucault 1976: p.181 )──に沿って描きだしたとおりである。生−権力は、個々人の生命と集合体(社会体)の生命との間に、前者を増強することによって後者を増強

  • ゲドウ - Wikipedia

    ゲドウは、島根県、広島県など中国地方に多く伝わる憑き物(他人に憑依して害を成す霊)[1]。ゲドともいい[2]、外道[3]、下道などとも表記される。山口や四国の一部にも伝承がみられる。 概要[編集] ゲドウの姿はイタチに似てそれよりも小さいといい、色は鼠色ともまだらであるともいう。島根県鹿足郡日原町(現・津和野町)では口の裂けたモグラのようなもの、広島県三次市では足の短い茶褐色の動物という[4]。地域によってはトウビョウと同じく蛇霊であるともいう。犬神や狐憑きと同じものという説もあり[5][6]、山口県豊浦郡では犬の怨霊を「犬外道」と呼んだほか[7]、元禄時代の『朝故事因縁集』でも外道が犬神と同じものとして扱われている[1]。「ウッウッ」「グッグッ」とカエルのような鳴き声をあげるという[1]。徳島県では横死した人間の怨霊といわれる[8]。 ゲドウを持つ家系はゲドウ持ちといわれ、台所や納屋の

  • 犬神 - Wikipedia

    佐脇嵩之『百怪図巻』より「犬神」 鳥山石燕『画図百鬼夜行』より「犬神」。左下の童子姿の者は「白児」(しらちご)という妖怪。 犬神(いぬがみ)は、狐憑き、狐持ちなどとともに、西日に最も広く分布する犬霊の憑き物(つきもの)。近年まで、大分県東部、島根県、四国の北東部から高知県一帯においてなお根強く見られ、キツネの生息していない四国[要検証 – ノート]を犬神の場であると考える説もある。また、犬神信仰の形跡は、島根県西部から山口県、九州全域、さらに薩南諸島より遠く沖縄県にかけてまで存在している。宮崎県、熊県球磨郡、屋久島ではなまって「インガメ」[1][2]、種子島では「イリガミ」とも呼ばれる[1]。漢字では「狗神」とも表記される[3]。 犬神の由来[編集] 犬神の憑依現象は、平安時代にはすでにその呪術に対する禁止令が発行された蠱術(こじゅつ:蠱道、蠱毒とも。特定の動物の霊を使役する呪詛で、

    犬神 - Wikipedia
  • 憑物筋の分布における地域差 - キツネにならきっとわかる憑物の話 -〚 第陸話 〛 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

    における憑物筋の分布には多数地帯と少数地帯、つまり大きな地域差が見られるのだが、ではこの地域差はいったい如何にして生じているのか。 石塚尊俊はこの理由を家結合の面から考察している。 日の農村社会を家結合の面から見てみると、まず大きく二つに分類することが出来る。これは東北日型と西南日型、あるいは同族型と講組型である。つまりこれは東北においては同族体による上下関係が強く、一方西南においては講組による対等関係が顕著に見られるということである。 更にこれを細分化してゆくと、この同族型と講組型の二つの要素に、擬制的親子関係と年齢集団という二つの要素を付加して、各地域を分類することが出来る。つまりは以下のようになるわけである。 同族による上下的主従関係の強い地域 → 東北 擬制的親子関係における上下的主従関係の強い地域 → 北陸、中部 講組による対等関係の顕著な地域 → 関東、近畿、中国、四

    憑物筋の分布における地域差 - キツネにならきっとわかる憑物の話 -〚 第陸話 〛 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
  • 憑物筋の多数地帯における特徴 - キツネにならきっとわかる憑物の話 -〚 第伍話 〛 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

    憑物筋の多数地帯におけるその家筋の特徴とは、簡潔に言ってしまうとその地域への入村時期なのである。 石塚尊俊によれば、多数地帯である出雲地方の安来市と平田市、土佐の幡多郡、豊後の北海部郡からそれぞれ一地区を選出し調査を行い、いわゆる悪い筋の総家と良いとされる方の総家との関係性を見てみると、憑物筋は決して新しい家ではなく、さらには最古の家、つまり草分けの家でもなかったという。 ではどんな家かといえば、それはちょうど第二期くらいに地域に入ってきた入村者であり、かつ次第に前者を、つまりそれよりも古い家を凌駕してきた家にあたるという。 この調査の切欠について石塚尊俊は、柳田国男からの以下のような暗示があったと述べている。 世にいう狐持ちなるものが、出雲のように膨張してしまった地方ではむずかしいかもしれないが、そのいわば大元の家の入村の時期ということについてしらべてみる方法はないか、自分などが想像

    憑物筋の多数地帯における特徴 - キツネにならきっとわかる憑物の話 -〚 第伍話 〛 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
  • 憑きもの筋 - Wikipedia

    憑きもの筋(つきものすじ)とは民間信仰の一つ。日のいくつかの農村では、憑きものは家系によって起こると信じられ、その家は憑きものを使役して、他人から財物を盗んでこさせるので、総じて富裕な家が多く、また、憑きものを他人に憑けたりすることもあると考えられ、忌み嫌われていることが多い。 概要[編集] 実際に憑依する霊には狐のほかに、雲伯では「人狐(にんこ)」、濃尾・甲信・伊豆では「クダ」、北部九州では「ヤコ(野狐)」、中国山間部では「ゲドウ(外道)」、四国一円・九州東南部では「犬神(狗神)」、関東では「オサキ」、東北では「イヅナ(飯綱)」などが良く知られている。これらは現地では、いずれも小型の鼬(いたち)のような姿形をしていると信じられ、目撃談も数多く(しかし実際には幻覚かイタチである)、江戸時代の紀行誌にもこれらの名前や、村人から聞いたとされる怪異譚が散見される。ほかに、四国から因伯作において

  • ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]

    mixi(ミクシィ)は、日記、写真共有、ゲームや便利ツール満載のアプリなど、さまざまなサービスで友人・知人とのコミュニケーションをさらに便利に楽しくする、日最大規模のソーシャル・ネットワーキングサービスです。

  • 接木1

  • 芽接ぎ・穂接ぎ・挿し木・挿し穂・取り木の方法

  • 伝統に根ざす地域の「祭」

  • 购彩大厅安全检测...

    deadwoodman
    deadwoodman 2018/04/17
    “花狂い」といわれる人がいます。 奥三河に伝わる花祭は、踊る人、 観る人、撮る人、全てを呑み込んでしまう魅力があります。”
  • 阿南町役場 – 南信州祭り街道の里

    阿南町役場(あなんちょうやくば) 〒399-1511(専用郵便番号) 長野県下伊那郡阿南町東條58−1 電話 0260-22-2141(代表) FAX 0260-22-2576

    阿南町役場 – 南信州祭り街道の里
    deadwoodman
    deadwoodman 2018/04/17
    “折口は、雪祭りや花祭り(愛知県豊根村・東栄町)の採訪のため度々当地を訪れ、「まつり狂い」「花狂い」といわれるほどに熱心に研究をされました”
  • 島根県の神社

  • 触頭 - Wikipedia

    触頭(ふれがしら)とは、江戸時代に江戸幕府や藩の寺社奉行の下で各宗派ごとに任命された特定の寺院のこと。山及びその他寺院との上申下達などの連絡を行い、地域内の寺院の統制を行った。 室町幕府に僧録が設置され、諸国においても大名が類似の組織をおいて支配下の寺院の統制を行ったのが由来である。寛永12年(1635年)に江戸幕府が寺社奉行を設置すると、各宗派は江戸もしくはその周辺に触頭寺院を設置した。浄土宗では増上寺、浄土真宗では浅草願寺・築地願寺、曹洞宗では関三刹が触頭寺院に相当し、幕藩体制における寺院・僧侶統制の一端を担った[1]。 また、狩野派(江戸狩野)にも同名の役職があるが(頭取とも呼ばれる)、こちらは内裏や江戸城の造営で狩野派を統率、各部屋の絵様案と筆者を決める権限があった。幕府の命令を一門の絵師達へ伝達し幕府と絵師との間に情報を差配する役割上権力が集中、狩野派の絵師達に絶大な権力を

  • 日立金属>たたらの話>金屋子神

    中国山地のたたら場では必ず金屋子(かなやご)神を祀っています。金屋子神の社は島根県安来市広瀬町西比田にありますが、金屋子神の信仰は中国地方を中心に九州、四国の一部から遠く関東、東北の一部まで広がっています。現在の祭神は金屋子神ではなく、大和の金山彦命、金山媛命になっていますが、来は金屋子神で、地元では金屋子さんとごく親しく呼んでいます。金山彦、金山媛が祀られたのは恐らく近世以降で、神社の権威を高めるためだったと思われます。 大昔、金屋子神が高天が原より播磨国志相郡に天降りして、鉄作りを教え、岩石をもって鉄鍋を造られました。これよりその地は岩鍋と言われるようになりました。現在の宍粟郡千種町の辺りです。しかし、周囲に住み賜う山がなかったので、「我は西方を主とする神なれば、西方に赴き良きところに住まん」と仰せられ、白鷺に乗って出雲国能義郡黒田の奥非田の山に着き、桂の一樹に羽を休められ、この地

  • 安来市観光ガイド

    ◆ 観光についてのお問い合わせ 安来市観光案内所 TEL 0854-23-2377 ◆ その他のお問い合わせ 一般社団法人 安来市観光協会 〒692-0011 島根県安来市安来町2093-3 TEL 0854-23-7667 FAX 0854-23-7654

    安来市観光ガイド
  • 菅谷たたら高殿|観る|うんなん旅ネット【島根県雲南市の観光サイト】

  • 金屋子神を祀る人たち - たたら製鉄と生活・環境 - 鉄の道文化圏

    の在来信仰において、製鉄は神々との関わりが特に深いとされています。金屋子神(かなやごかみ)だけでなく、各地の荒神や稲荷神なども製鉄との関係があるといわれています。 一般的に、神社や神の由来や縁起を語る神話は『古事記』(712)や『日書紀』(720)に源流を求めるものが多数を占めています。しかし、これら二つの記紀に金屋子神の姿は見られません。古の製鉄職人たちは崇拝する神に憚(はばか)ってその存在をあえて口にしてこなかったのかもしれません。 金屋子神乗狐掛図 [和鋼博物館 蔵] 金屋子神(かなやごかみ)信仰は、これを製鉄職関係の神として祀(まつ)った金屋子神社という神社名の他、金山彦(かなやまひこ)、金山(かなやま)、金井(かない)などの神社として全国的に分布しています。中でも、安来市広瀬町の「金屋子神社」は、特にたたらに所縁の深い製鉄神として注目されています。江戸期の天明4年(1784

  • 薬用植物の組織培養に関する研究

  • 関和彦『古代出雲への旅』を読む - 椅子は硬いほうがいい