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ブックマーク / note.mu (2)

  • 父が市議会選挙に落ちた代償はお金だけじゃなかった|ほんまさゆり|note

    「俺、市議会議員の立候補することになったから」 ひさしぶりにかかってきた父からの電話。その声はやけに明るく、あまりに突然で意味不明であった。それに対して返した言葉はこうだ。 「いいんじゃない。人生一度きりだしやりたいようにやったらいいんじゃない。協力できることはするよ。」 なんの根拠もなしに父のサポートをあっさりと引き受けていた自分がいた。わたし自身、人と違う生き方を何年も前からやっているからか、驚きはしたものの「ええやん父」くらいにしか思っていなかった。世の中をなめてる娘の67才になる父の挑戦だった。 ここだけみると「親子仲がいいんだな。これからあたたかい物語が始まるのかな」そう思うかもしれない。しかし、選挙戦というのはそんなにやさしいものではなかった。辛酸を嘗める物語が始まる。 母親の悲痛な叫び新潟から実家の千葉に帰ることができたのは選挙公示日(2019年4月14日)の1週間前だった。

    父が市議会選挙に落ちた代償はお金だけじゃなかった|ほんまさゆり|note
  • 「PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版」が終わったことに付随しての所感|荒城ルーン|note

    サイコパスの面白さについて事細かい説明を省きたいのは、私がSF読者として未熟であることや、虚淵玄原作原案作品としても大勢の私よりも古参なファンたちを差置けないからという理由以前に、何よりもこの作品の魅力が多彩すぎるからです。 最新鋭の近未来SFと呼んで差し支えない非現実的世界観にも関わらず、伝統的なハードボイルド刑事モノを想起させるストーリー運び。 そしてその中で劇を展開していく、主人公としての「狡噛慎也」と、裏の主人公としての「槙島聖護」。 どちらもヒーローであり、どちらもダークヒーローでもある。 この二人物の対比こそが、醍醐味、真骨頂。 そこは間違いないでしょう(常守朱の成長譚は別個として)。 正反対の性質と主義を持ちながらも、どこか共通している二人。 そういうキャラクター描写が巧みであり、たとえそれが難解すぎたとしても「衒学的なエンタテイメント(ようは中二病コンテンツ)」として充分に

    「PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版」が終わったことに付随しての所感|荒城ルーン|note
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