なかなか眠れないときはどうすればいいのか。公認心理師の柳川由美子さんは「あえて手足の力を入れてから抜く『漸進的筋弛緩法』が効果的だ。さらに、身体がゆるんで気持ちがほぐれてきたら、『気持ちが落ち着いてきた』『のんびり~』などと声に出して言うと、より効果が高くなる」という――。
AIを使って画像を生成する時、「ちょっとだけ修正を加えたい」と思うことは多いもの。そんな人たちの夢をかなえるツールが「DragGAN」です。DragGANは画像の中で動かしたいポイントを指示するだけでAIが自動で修正してくれるというもので、2023年5月に論文だけが提出されていましたが、2023年6月22日にソースコードが公開され、同時にデモも登場しました。 GitHub - XingangPan/DragGAN: Official Code for DragGAN (SIGGRAPH 2023) https://github.com/XingangPan/DragGAN Drag Your GAN: Interactive Point-based Manipulation on the Generative Image Manifold https://vcai.mpi-inf.mpg.
生成AI(ジェネレーティブAI)が話題だ。日本経済新聞社や日本 芸能従事者協会など、生成AIに関するアンケートがあちこちで実施され、デジタル庁、経済産業省、農林水産省は生成AIを業務に利用することを決めた。AIは大きく機械学習とそれ以外のAI技術に分けられ、深層学習(ディープラーニング)は機械学習に属していると言われるが、もはや世間的には、AI=生成AIの様相を呈している。 ネットにも情報があふれているが、ChatGPTをはじめとする生成AI本や、生成AIを特集した雑誌も多数出版されている。 それらの本の帯や表紙には次のような宣伝文が書かれている。 「あなたの欲しい回答を導き出すベストプロンプトを大公開‼」 「誰でも使えるAIがやってきた!」 「可能性は無限大!」 「すべきことが1/1000になる異次元のスキル」 「実生活・ビジネスで即使える」 生成AIは仕事でどのように役立つのか。思い通
WebAssemblyでBashのコマンドプロンプトを実装、Wasmer 4.0が正式リリース、POSIX対応の「WASIX」など安定版に Wasmer 4.0ではWasmerが独自仕様として提唱する、WebAssemblyからOSなどのシステムにアクセスするAPIを抽象化するWASI(WebAssembly System Interface)仕様をPOSIX対応に拡張した「WASIX」が安定版となり、これを利用してWebAssemblyで実装したBashのコマンドプロンプトなどが実現しています。 参考:WebAssemblyをPOSIX対応に拡張した「WASIX」登場、bashやcurl、WebサーバなどLinuxアプリが実装可能に。Wasmerが発表 下記はWasmerによりBashのコマンドラインをWebAssemblyで実装し、それを実行したBash環境上でPythonのWasme
CDNはキャッシュをパージする機能をよく有しています。そのキャッシュの無効化(もしくはパージ)を要求するためのAPIを標準化するための『An HTTP Cache Invalidation API』という提案仕様がIETFに提出されています。 この 提案仕様は、HTTP界隈では著名な Mark Nottingham氏による提案です。まだ最初の提案であり、来月あるIETF会合で紹介があるものと思われる。 An HTTP Cache Invalidation API この仕様では、次のペイロードを含むPOSTを送ることで、キャッシュの無効化を要求できる { "type": "uri", "selectors": [ "https://example.com/foo/bar", "https://example.com/foo/bar/baz" ], "purge": true } type:
OpenAIが開発したコード生成AIの「Codex」や、その技術を活用した「GitHub Copilot」が注目を集めています。Qiitaや技術ブログではCopilotを試してみた系の記事も多く公開されており、好意的な反応と共に紹介がされているように感じます。 これらのコード生成AIやツールを開発業務で活用しようと考えた際、どのような効果が見込めるのか、プログラマの心理やパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかが気になったので、CodexやCopilotの実装能力やプログラマに与える影響を調査した研究事例などを調べました。 この記事では、調べた結果を基に、SIerにおける開発業務でCopilotやCodexといったソースコードが生成できるツールやAIを活用するにあたって留意するべきポイントなどを、私の感想を交えながらご紹介します。 本記事で紹介する範囲 本記事では、SIerがCopilo
骨しゃぶり @honeshabri 読書系ブロガー | 本と何かを結びつけた記事を書くのが得意 | 週プレで「文化史ぜんぶ読む」連載中 | 実況アカ @honeshaberi | マシュマロ marshmallow-qa.com/honeshabri | 記事執筆を依頼は→ bit.ly/2JcnxuQ | Amazonアソシエイト参加者 honeshabri.hatenablog.com 骨しゃぶり @honeshabri これでAIグラビアアイドルも4体作ったことになるのでまとめ。次はどうするかな。データが豊富そうで、四肢を持つ、毛が生えていない生物が望ましいのだが。 #StableDiffusion pic.twitter.com/gOdnj2zYH6 2023-06-18 20:45:42
本書は Figma によるデザインシステムコースの日本語訳になります。デザインシステムに興味がある人や構築しようとしている人もチェックしてみてください。デザインシステムに縁のないデザイナーや開発者のためにプロダクトと向き合った最適なデザインシステムを探求するための材料になれば嬉しく思います。 (原文 : https://help.figma.com/hc/en-us/sections/14548397990423-Course-Introduction-to-design-systems) この記事は、Figmaから許可を得た上で翻訳され、Brand Guidelineに則った内容となっております。(Brand Guideline: https://www.figma.com/ja/using-the-figma-brand/) ## 更新情報 [2023/7/1] - 表紙画像に、このコ
はじめまして。デジタル庁ファクト&データユニット所属、データエンジニアの長谷川です。 本記事ではデジタル庁内でデータ活用を推進するための組織と分析基盤についてご紹介します。 これまでのデジタル庁noteと比べると、技術寄りの話題が多い記事となりますが、庁内のデータ活用に興味のある方はぜひご覧ください。 デジタル庁のデータ活用組織「ファクト&データユニット」ファクト&データユニットとはデジタル庁の特徴の一つに、デジタル分野において各種の専門性をもつ「民間専門人材」が多く所属していることが挙げられます。 民間の専門人材は、デザイン、プロダクトマネジメント、エンジニアリングなど、領域ごとに「ユニット」と呼ばれる組織を構成しており(参考:デジタル庁 - 組織情報)、必要に応じてさまざまなプロジェクトにアサインされて業務を遂行する、人材プールのような役割を果たしています。 ファクト&データユニットも
はじめに 今携わっているプロジェクトで凄腕エンジニアさんと一緒に開発をさせていただいているのですが、その凄腕エンジニアさんから教えていただいた例外の話がとても勉強になり、 さらにこの例外の話を他のプロジェクトのエンジニアさんに伝えたところ、反応が良く、とても勉強になりました!という声をいただけたので、アウトプットしていきたいと思います。 (この記事の中で凄腕エンジニアさんのことはTさんと呼ぶことにします。) ※【凄腕エンジニアさんから学んだ例外の話】の補足 というQiita記事を書きました。 この記事を読み終わった後に疑問が残った人などは補足資料として読んでいただけると嬉しいです。 例外の考え方の源 Tさんの例外の考え方は http://diveintopython3-ja.rdy.jp/your-first-python-program.html#exceptions ↑こちらのPyth
「AIに食われすぎてもう骨くらいしか残ってない」──コスプレイヤーのえなこさんは6月21日、自身に似た“AIグラビア”画像について、公式Twitterアカウントでこのようにコメントした。別のインフルエンサーが「これはえなこさんの画像を食べた(学習した)AIで生成したのでは」といったコメントを添えて投稿した画像に返信した形だ。 画像生成AIを使って作られた、実在しないコスプレイヤーや女性のセクシーな画像は“AIコスプレイヤー”や“AIグラビア”などと呼ばれ、ネットではその是非が議論になっている。2月にはインフルエンサーが拡散したAIコスプレイヤーの画像が注目を集めた他、5月には集英社がAI生成画像を使ったグラビア写真集を発売。後に販売終了となったが、「グラビアアイドルの仕事が無くなる」「偶然誰かに似た場合はどうなるのか」などと話題になった。 「著名人に似たAI画像」法的に問題は? 過去にIT
OpenAIが開発したChatGPTをはじめ、さまざまなAIが人間レベルの会話を行ってくれるようになりました。そうしたチャットAIがどのような技術で成り立っているのかをAssemblyAIのエンジニアであるマクロ・ランポニさんが知識ゼロでもわかる丁寧さで解説しています。 The Full Story of Large Language Models and RLHF https://www.assemblyai.com/blog/the-full-story-of-large-language-models-and-rlhf/ ChatGPTがリリースされてから1億人以上に利用されるまでにかかった月数はなんとたったの2カ月。とんでもないスピードで普及していきました。 ChatGPTのヒット以降、さまざまなチャットAIが登場していますが、それらのチャットAIは「言語モデル」という技術によって
LLaMaやFalconといった小型の大規模言語モデル(LLM)が矢継ぎ早にリリースされる中、Microsoft ResearchのAI研究チームが、プレプリントサーバーのarXivで、Transformerベースのモデル「phi-1」を発表しました。このモデルは、パラメーター数がGPT-3.5の100分の1以下の13億しかないにもかかわらず、テスト用データセット・HumanEvalでGPT-3.5を上回る成績を収めたことが報告されています。 [2306.11644] Textbooks Are All You Need https://doi.org/10.48550/arXiv.2306.11644 Microsoft Releases 1.3 Bn Parameter Language Model, Outperforms LLaMa https://analyticsindiama
騙されないよ! AI画像か否かを判断するWebサービス2023.06.26 07:0023,261 岡本玄介 AI画像の判断はAIに任せよう。 日々進化し続け、今や本物と見分けがつかないほどリアルな画像を生成するAI。その動きをネットで見ていれば、AI生成画像は独特のマットな質感や背景をボカしたがる傾向、手指の描写がヘタクソといった特徴を知っていますが…そうでない人は、一発でダマされたっておかしくないほどのクオリティーです。 時にはネタで作られたフェイク画像が拡散されるうち、いつの間にか尾ひれがついて本物と勘違させられることもあるでしょうし、この先そういう事態が増える可能性は大いにあると思います。 AI画像を瞬時に解析そんなときに一度立ち止まって使ってみたいのが、画像がAIに作られたものなのかどうかを判定するOpticの「AI or Not」というサービス。 JPEGやPNGなどをドラッグ
一般社団法人ウェブ解析士協会のスピンアウトの研究会「Flashセミナー研究会」。マーケティングを中心に、ビジネスパーソンや経営者に今必要なスキルを紹介する同会のセミナーに、Tiktokアカウントが開設から半年でAIジャンル最大のフォロワー数に成長した「日本ChatGPT研究所ノーベル」を運営する徳永勝里氏が登壇。今効果のあるChatGPTの使い方や、ChatGPTを仕事で活用する人が他者に使い方を教えたくない理由などが語られました。 結論は「習うより、慣れろ」 徳永勝里氏(以下、徳永):プロンプトエンジニアリングと呼ばれる技術は、適当にやっても効果はほとんど同じなんですよ。僕はそれをいろいろ試してみました。 例えば、こっちのかっこ({})の書き方より、点々(“”)とか、シャープシャープシャープ(###)のほうが良い書き方だよと言われていて、それはそうなのかもしれないんですが、実際にやってみ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英オックスフォード大学や英ケンブリッジ大学、英インペリアル・カレッジ・ロンドン、米トロント大学に所属する研究者らが発表した論文「The Curse of Recursion: Training on Generated Data Makes Models Forget」は、GPT-4などの大規模言語モデル(LLM)が別のLLMが生成したテキストを学習し続けるとどうなるかを調査した研究報告である。 今後、LLMモデルを使って生成した文章がネット上に溢れかえる未来、それらを多く含むデータをトレーニングする後続のLLMモデルはどうなるかを検証する。 LLMモ
セミナーは、著作権に関する基礎知識などをレクチャーする「著作権制度の概要」と、AI画像などが著作権上どのように取り扱われるかを解説する「AIと著作権」の2部構成。Twitterでは「文化庁による生成AIに対する見解が整理されている」などと話題になった。当初はアーカイブを公開する予定はなかったが、要望が多数あったことから方針を変えたという。 関連記事 文化庁の「AIと著作権」の解釈が話題に AIに詳しい弁護士「かなり踏み込んだ内容」 内閣府が公開している資料「AIと著作権の関係等について」がTwitter上で話題になっている。文化庁が制作した資料で、AIと著作権に対する現行法での見解などをまとめている。 文化庁、「AIと著作権」のセミナー開催 YouTubeライブで限定配信、受講料は無料 文化庁は、著作権に関するセミナー「AIと著作権」を開催すると発表した。 文化庁、約5万本の映画情報を集め
GitHub Copilotのような生成系AIコーディングツールの急速な進歩が、ソフトウェア開発現場に打ち寄せる次の波を加速させています。この記事では今、皆さんが知っておくべきことをご紹介します。 コンピューターを計算のためだけに使っていた時代、エンジニアのDouglas Engelbartは、コンピューターを「人類の最も複雑な問題を解決するコラボレーションツール」として捉え直し、「すべてのデモの母」を実施しました。デモの冒頭で、彼は聴衆に「自分の行動に即座に反応するコンピューターがあれば、どれだけの価値を得られるだろうか」と問いかけました。 それと同じ質問を、生成系AIモデルにも投げかけることができます。新しいアイデアのブレインストーミングを行ったり、大きな構想を小さなタスクに分けたり、問題に対する新たな解決策を提案してくれる、反応性に優れた生成系AIコーディングツールがあれば、どれだけ
Disney+ でマーベル新作シリーズ『Secret Invasion』の配信が始まりました。 シークレット・インベージョンは、サミュエル・L・ジャクソン演じる「アベンジャーズの生みの親」ニック・フューリーが、姿を自在に変え人間社会に浸透する宇宙人スクラルによる地球侵略計画に立ち向かう作品。 Disney+ のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)実写シリーズ第八作として、またサミュエル・L・ジャクソン主演作として待望の作品ですが、オープニングクレジットの映像にAI生成動画を使用したことで、人間のアーティストの仕事をAIにやらせている、ディズニーは人間のクリエーターにリスペクトがないのか、雇用を奪うのか等々、ソーシャルメディアやブログ等で一部から非難が集まる事態になっています。 Secret Invasion は誰が密かにスクラルに入れ替わっているのか、敵か味方か分からないまま進行
2022年6月に、Androidテックリードになった いわたん です。最近、某モンスターを育てたり図鑑を埋めたりするゲームで社内大会をやったらフルボッコにされて涙目でした。悔しくて最近は不思議な力でクラフトしたり空飛んだりして王国を救うゲームやってます。 今回はAndroidテックリードとして1年間やってみた施策の紹介と、それぞれの成果や反省点を紹介したいと思います。これからテックリードになろうとしている方やテックリードをしている方の参考になったり、こんな施策もいいよというアドバイスをもらえたら幸いです。 ZOZOのテックリードの役割と責任 実施した施策 テックリード1on1 読書会 歴史的経緯があるアプリのアーキテクチャ整理へのアプローチ ネーミングセンスを鍛える会の取り組み 案件への関わり方 横断的なコードレビュー 横断的に使う機能の実装 まとめ 最後に ZOZOのテックリードの役割と
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