前のエントリーで、これから位置情報サービスがどんどんおもしろくなっていきそうだと書いたが、実はこれには大きな障壁がある。 現在、都バスや東急バスが提供しているバス運行情報(接近情報)は、両社が個別に行っているもので、連携もとれていなければ、フォーマットもバラバラなのだ。もちろん、APIも公開されていない。 Web 2.0といわれるいくつかのトレンドの1つにマッシュアップーーつまり、機能(API)を公開しているいくつかのサービスを組み合わせて新サービスをつくりだす、というものがある。FlickrをベースにつくられたSpell with Flickrなんかはその好例だろう。 しかし、Web 1.0的な、今のバス運行情報では、こうしたマッシュアップはできそうにない。 例えばNAVITIMEやそのライバル会社がバス接近情報を絡めた移動情報サービスを提供しようとした場合、何らかの独自な方法でバス接近