重要文化財である奈良県・東大寺の門に落書きが見つかった問題で、奈良県警は20日、容疑者として聖武天皇(約1300歳)を全国に緊急指名手配した。文化財損壊の疑い。 東大寺では18日、構内の木造の門に「ナ大好き」と刻まれた落書きのあとが見つかり大きな問題となっていた。事態を重く見た奈良県警では地元の奈良先端科学技術大学院大学などの協力を得て、証拠である門の化学分析を行った。その結果、炭素同定法による年代測定で門がおよそ1,300年前のものであることを特定。また、はっきり読み取れなかった落書きの残りの部分についても、X線解析により ルシャナ大好き by 聖武天皇 と書かれていることがわかった。 これらの状況証拠から同県警は、犯人を当時奈良県在住で大仏(ルシャナ仏)フェチの聖武天皇と断定。指名手配に踏み切った。捜査本部の関係者は 大仏建立で国家財政を疲弊させるだけでは飽きたらず、落書きまでするとは