11月15日、複数の新聞が、経営再建中の日本航空が売却を予定しているジャル(JAL)カードに対し5~10社の入札があると報じた。各紙の記事で名前が挙がっているのは、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、クレディセゾン、三菱商事、米投資会社のブラックストーンなど。16日に一次入札が実施される。 JALカードは1983年に日本航空のハウスカード発行部門として誕生し、翌1984年にクレジットカード会社として分社・独立した。日本航空の子会社ジャル(JAL)カードとなっている。会員数は約190万人で、2006年度の取扱高は約1兆6500億円、取扱高ランキングでは業界7位の中堅カード会社という位置付けだ。発行カードとしては、VISA、MASTER、JCB、ダイナースという主要ブランドを擁しており、JR東日本の「VIEWカード」や東急カードの「TOP&」、小田急カードの「OPカード」など、鉄道系
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