インドのナーグプルで小学校に通っている10歳の少年デヴェンデル・ハルネ君には、合計25本の指がある。右手と左手には6本ずつ、右足に7本、左足に6本の計25本である。 このように生まれつき指の数が多い先天異常は“多指症”と呼ばれる。だが、デヴェンデル君の場合は、多指であることが日常生活の支障になっていない。他の子供たちと同じように学校に通い、スポーツを楽しみ、友達と遊んでいる。 デヴェンデル君本人は、指が多いおかげで得をしていると言っている。いろんなことを他の子供たちより器用にこなせるのだと。実際、ビデオ(下記)を見ても、6本の指でパソコンのキーボードを操っていたりする。 25本の指すべてが、ほぼ正常に機能しているようだ。 あのギネスブックもデヴェンデル君に関心を示しており、家族に連絡があった。デヴェンデル君より指の数が多い人は世界を探せば他にいるかもしれないが、その余分な指がいずれも正常に