『明治天皇宇宙の旅』(めいじてんのううちゅうのたび、副題「大感動帝王編」)は、安原伸監督、神戸大学特殊撮影研究同好会製作による自主製作映画。1988年度製作。 解説[編集] 文化庁主催の第3回国民文化祭映像部門の一環で行なわれた伊丹映画祭グリーンリボン賞で大賞を受賞した作品だが、内容の問題からテレビ放映はされたことがない。『ほら男爵の冒険』が作品のモチーフとなっている[1]。作品のロケは、兵庫県姫路市手柄山の姫路大博覧会パビリオン跡地(手柄山中央公園)や東京タワー、明治神宮、さらに皇居外苑で行なわれた。音楽は、『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』からの流用に加え、『軍艦行進曲』『明治節奉祝歌』などの戦前の歌謡が用いられている。 あらすじ[編集] 明治45年、日清戦争・日露戦争に大勝利し、もはや狭い地球には飽き足らなくなった明治天皇は忠臣である乃木希典に命じ蒸気動力の羽ばたき宇宙船を製作させ