![京都大学、貴重資料のデジタル化と公開を進めるための基金を設立、寄付を受付中【やじうまWatch】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b7e4b5ab4879e922b856cc837e32c90a8857cc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Finternet.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fiw%2Flist%2F1130%2F816%2Fyajiuma-watch_1.png)
「定本弘法大師全集」の電子化作業に取り組むスタッフ=和歌山県高野町の高野山大学密教文化研究所で、松野和生撮影 高野山大学(高野町、乾龍仁学長)が、弘法大師空海の著作など所蔵する貴重な史料や文献を最新のIT技術で電子化する「高野山アーカイブ」の構築を進めている。電子化された史料などをインターネット上に公開し、広く学術研究に活用してもらう。町役場や関係施設とも連携し、観光客や参拝者向けの情報サービスに役立てる地域貢献としての役割も期待されている。【松野和生】 アーカイブとは重要な記録を保存する場所をいい、これらの記録を活用し、将来に伝える意味も含む。「文化財の宝庫」高野山にあり、昨年創立130年を迎えた高野山大には仏教や密教に関する約30万冊の蔵書があり、文化財として価値のある史料も多い。
大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サ…
「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」(略称:歴史的典籍NW事業)により、国文学研究資料館との協同で平成27年度に電子化した貴重資料19件を下記のとおり公開しました。 なお、これらの画像は、国文学研究資料館の「日本古典籍総合目録データベース」でも公開される予定です。 中院文庫 RB00007259 『源氏物語抄草稿』 中院/V/27 http://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/RB00007259中院文庫 RB00007260 『源氏物語抄草稿』 中院/V/28 http://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/RB00007260中院文庫 RB00007261 『源氏物語抄草稿[聞書]』 中院/V/26 http://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/RB000
ますます大きな規模のデジタルデータ公開が続き、古典研究を含むさまざまな分野においてその基盤がすこしずつ整い、オリジナルデータを整理したり、異なる次元の情報を付け加えたりするような課題は、つぎからつぎへと具体的になってきた。デジタル環境におけるつぎなる大きなうねりを迎えようとして、基本となる方法論を見定めることが要求されてくる。その一例として、今年三月から公開した「漢籍リポジトリ」の紹介文は、たいへん興味深い。 中国の古典籍を対象とするこの大きなリソースは、四庫全書のような底本を頼りにしつつ、デジタル環境でのテキストの未来形を探ろうとしている。そこで、いわゆる古典のありかたをめぐり、文献学的に理路整然と述べている。そこで使われている中心的なコンセプトは、つぎの四つのレベルに別れるものだ。いわく、著作、表現形、体現形、個別資料。かつて軍記ものをテーマに過ごした学生時代のことを思い出しながら、「
William Brewster was 14 when he started chronicling the habitat of birds and wildlife in Cambridge. He went on to document the changing natural landscape of his hometown for more than 50 years from the late 1800s into the 1900s. Brewster’s work, part of the collection at Harvard’s Ernst Mayr Library of the Museum of Comparative Zoology, represents an important resource in the study of the region’s
障害のある利用者(本学構成員)への資料電子化サービス試行のお知らせ 障害者差別解消法の施行に伴い、視覚障害、肢体不自由などのため、紙媒体の資料の利用が困難な方に、図書館所蔵資料等の電子化サービス試行を以下のとおり開始しました。どうぞご利用ください。 開始日 平成28年4月1日(金) 対象者 東京大学の学生・教職員で、視覚障害、肢体不自由などのため、紙媒体の資料の利用が困難な方のうち、部局を通してバリアフリー支援室にサービス利用の登録をしている方 実施場所 所属部局のあるキャンパスの拠点図書館(総合図書館・駒場図書館・柏図書館) サービス利用方法 まず、バリアフリー支援申込届で所属部局の支援実施担当者(学生は主に教務担当係)に対して、サービス利用の申請を提出してください。バリアフリー支援室を通して、このサービスの利用登録が図書館にされます。利用登録完了の連絡が図書館から届き、サービス開始とな
東京大学附属図書館が、2016年4月1日から、障害のある利用者(大学構成員)に対して、資料電子化サービスを試行しています。 障害者差別解消法の施行に伴い、著作権法第37条第3項及び、「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」に則って行われるもので、東京大学の学生・教職員で、視覚障害、肢体不自由などのため、紙媒体の資料の利用が困難な方のうち、部局を通してバリアフリー支援室に同サービスの利用に関する登録をしている方が対象となっています。 電子化を希望する資料名等を電子化申請書に記入、又はメール本文に記入して、所属部局のあるキャンパスの拠点図書館(総合図書館・駒場図書館・柏図書館)に申込み、電子化作業が終わった後、申請した方法(Webからのダウンロード、CD-ROM受取等)で電子化データを受け取ることができます。 電子化には、図書1冊あたり
14世紀に王立図書館として創設された、フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)から、16、17世紀に制作された歴史的にもとても貴重な地球儀・天球儀がなんと現在、五反田の大日本印刷(DNP)にやって来ています。 《ラロシェットの地球儀》 ©origin of source Gallica / Bibliothèque nationale de France 図書館にどうしてそんな古い地球儀・天球儀があるの?と思うかもしれませんが、フランス国立図書館(BnF)は、創設以来いわゆる書籍・写本だけでなく、地図に写真やコイン、近年ではマルチメディアまで博物館なみに資料を収集しているのです。その数は約4千万点にもなります。 その中でも、フランス国立図書館の地球儀・天球儀は、世界三大コレクションに数えられ圧倒的な質・量を誇っているのです。しかし、ここで再び疑
図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織“Electronic Information for Libraries”(EIFL)のウェブサイトに、2015年11月20日に発効したポーランドの新しい著作権法についての紹介記事が掲載されています。 新しい著作権法では、教育や文化遺産の保存等といった社会的に有益な目的のためのデジタル化を可能とする新規定が設けられているほか、EUの「孤児著作物指令」や「絶版資料の利用の原則についての覚書」を実行に移しているとのことです。 また、公共図書館の著作物に限定して公共貸与権が導入されているとのことです。 New copyright law in Poland heralds new era for libraries(EIFL,2015/11/20) http://www.eifl.net/news/new-copyright-law-
「デジタル化資料の公開にかかわる権利処理を学ぶ - 基礎知識から実践まで-」 現在インターネット上にはデジタル化された種々の資料が公開され、大学や研究機関においても貴重資料画像や機関リポジトリにおける学術論文の公開などのサービスが定着しているが、こうしたデジタル資料の公開にあたっては「権利処理」が欠かせないものとなっている。 一口に「権利処理」といっても、そこには著作権者が誰なのかを確認する作業や、著作権者が資料公開の条件として設定している許諾内容の確認、さらに公開したデジタル資料の二次的利用を一般の利用者に対しどのように許諾するのかを明示する、など様々な要素が含まれる。しかし日常の図書館業務で直接的、間接的にデジタル資料を扱う機会が増えているにもかかわらず、ある程度の法的知識を必要とするこれらの複雑な処理について、図書系職員が体系的に学ぶ機会はこれまであまりなかったといえる。 本講演会は
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