「ごちそうさん」の脚本が素晴らしい 毎朝NHKの「ごちそうさん」を見ているが、 俳優たちの魅力や演技が見事。 そして脚本が素晴らしい。 戦時中の庶民の暮らしの変化を描くことで、 左右のイデオロギーを超えて「戦争」というものへの 葛藤を伝えている。 主人公の「食」への愛着が揺るがない視点となる発想がいい。 主人公たちも、戦時体制に翻弄される 当たり前の愚かさから免れ得ない。 その辺の描写が実に上手い。 本来、こういうドラマこそ、子どもや若者に見せるべきだろう。 わしが教師ならこのドラマを教材にして、子供たちに 多くのことを考えさせることが出来るのだが。