震災後、常に海の様子が気になっていました。 海には油膜がはり、濁りが続いていたからです。 震災直後、田中克先生(NPO理事、京都大学)の協力で始まった気仙沼湾の調査。 三井物産環境基金の復興助成を受けることもでき、また、研究者の方々にもご協力頂き、 定期的に水質や底質、生物の調査を行っております。 もちろんワタクシも調査部隊。 恩恵を受けている海の様子は自分たちで調べたいのです。 専門性の高い分析は研究者の方にお任せします。 大津波の後、海の生物はどうなっているのか、牡蠣やホタテ等の養殖ができる状態にあるのか、気になることばかり。 とにかく海の状態をモニタリングすることが必要です。 幸い、震災から7か月、データから見えたことは今のところ海は良い状態にあるということ。 生産者にとって、これほど大切な情報はありません。 ただ、海がこのまま良い状態が続くかどうかは分からないというのが正直なところ