センチュリーは、12月21日、フルカラータッチパネル液晶画面と音声で、高度利用緊急地震速報や津波情報、噴火情報をすばやく伝える家庭用小型端末「地震の見張り番＠home」を発売した。 価格はオープンで、実勢価格は3万1500円前後。 「高度利用配信」の緊急地震速報を受信し、現地演算方式でより早く、正確に警報を発信する。緊急地震速報を受信すると自動的に液晶画面に予測震度や到達秒数、震源地、マグニチュード、震源の深さを表示するので、地震情報がひと目でわかる。 警報を発する震度は設定によって変更でき、震度1～7以上の閾値での設定に対応。気象庁から津波や噴火情報が発表されると、画面と音声で警報を発する津波・噴火情報機能も搭載する。 このほか、東北地方太平洋沖地震をはじめ過去に発生した55件の地震情報を登録したデータベースを使い、再現シミュレーションで訓練を行うことができる「再現シミュレーション

上ノ国 ・唐桑 ・石廊崎 ・経ヶ岬 ・生月島 ・屋久島 (海底地形の描画には米国国立地球物理データセンター(NGDC)のETOPO1の1分毎のデータを利用) (道路の描画には国土数値情報（道路データ）を利用)

山田ＳＡにある手洗い付き小便器＝福岡県朝倉市１９５３年に描かれた手洗い付き小便器の設計図＝ＴＯＴＯ提供 　【平林大輔】ありそうでなかった手洗い付きの小便器。１１月、福岡県朝倉市の大分自動車道下りの山田サービスエリア（ＳＡ）に初登場してから１カ月あまり。インターネットなどで話題となっている。開発したのは衛生陶器大手のＴＯＴＯ（北九州市）だ。 　「アイデアに感動した！！」「大便用は昔から手洗いがあったが、意外と思いつかなかった」 　１１月２１日のＳＡの改装オープン以来、ブログやツイッターなどで、この小便器への書き込みが増えている。なかには「鏡もほしい」といった「要望」まで寄せられている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする（会員の方）無料登録で気軽にお試し！ サービスのご紹介は こちら 関連リンク手洗い一体型便器・太陽光パネル　大分道に「

【新・関西笑談】近畿大水産研究所元所長　熊井英水さん とろけるような肉質とほどよい食感に加え、その希少性から「海のダイヤ」と称されるクロマグロ。昔から日本人がこよなく愛する食材で、日本の消費量は実に世界全体の約８割を占める。しかし近年は乱獲などの影響で、漁獲制限が厳しくなる傾向にある。そんな中で、近畿大の水産研究所が産卵から出荷まで一貫した“完全養殖”に世界で初めて成功し、「近大マグロ」ブランドを打ち出している。豪快なイメージからは想像がつかないくらい、か弱いというマグロの幼魚。５０年以上も研究に携わる同研究所の元所長、熊井英水さんに“マグロ一筋”の半生を語ってもらった。（聞き手　秋山紀浩） ■県庁職員のはずが“池の番人”に…数奇な運命 −−なぜ水産研究の道に入ったのですか 熊井　実家は農家で周りに生き物がたくさんいて、小学生の頃から生き物が好きでした。高校で生物クラブに入り、ため

特産ホタテたっぷり　かき揚げうどん好評　道の駅とようら （12/25 16:00） 町内産ホタテをふんだんに使ったかき揚げうどん 【豊浦】道の駅とようら（旭町６５）で、町内特産のホタテを使った「ミニかき揚げうどん」を販売され、好評を得ている。 かき揚げは、ホタテの稚貝５個と町内産のニンジンやタマネギなどを衣につけ、注文を受けてから揚げて出している。１杯４００円。客足が減る冬期間に、地元産品で体が温まるメニューを提供しようと２０日から販売を開始。１日１０杯以上売れる日がある人気ぶりという。 また、同駅では年末セールとして、町内産イチゴをのせたソフトクリームを１００円引きの２５０円、普通のソフトクリームを半額の１５０円としている。年内の営業は３０日までで、同駅は「これを機会に多くのお客さんに来てほしい」と話す。（五十嵐俊介） ＜  前の記事 ｜ 次の記事 ＞

ヒラメ養殖に力　竹尾さん、水産功績者に [2012年12月25日 09:56] メールで記事を紹介する 印刷する （上）県内からただ１人、水産業界で権威のある大日本水産会の水産功績者に選ばれた竹尾久信さん（下）県内からただ１人、水産業界で権威のある大日本水産会の水産功績者に選ばれた竹尾久信さん 津久見市四浦深良津の巻き網船団の船長で、漁業後継者グループ「深良津二世会」（２８人）会長の竹尾久信さん（６４）が県内から１人（全国で４１人）、大日本水産会の本年度水産功績者（増養殖・内水面）に選ばれた。後継者養成と漁業技術の開発など多面的な活動を評価され、壊滅的な台風被害を乗り越えての受賞となった。 後継者難が全国的に深刻化する中、地域では１９７０年、漁業者仲間で「深良津二世会」を結成して若手の就業を促す一方、道路清掃などの地域活動にも取り組んだ。やがてメンバーは、大漁の時に市場価格が下がる“大

岩手県や沿岸の市町村は、東日本大震災の津波で壊れた防潮堤の復旧工事にあたって用地の取得が難航していることなどから、全体のおよそ６割にあたる少なくとも５２か所で、当初、予定していた年度内の工事着工が難しくなっていることがわかりました。 岩手県の沿岸では、去年の津波でおよそ７６キロの防潮堤のうち、６３キロが壊れ、県では、平成２８年３月までに全ての防潮堤を復旧させる方針を示しています。 県は、今年度中に８８か所の防潮堤について復旧工事を始める計画でしたが、このうちおよそ６割にあたる少なくとも５２か所では、年度内の着工が難しくなっていることがわかりました。 工事が遅れている背景には、▽防潮堤の設計に予想以上の時間がかかっていることに加え、▽防潮堤を震災前より高くするのに伴って底辺の幅も広がって新たな用地が必要になりますが地権者が死亡したり、転居していたりして用地の取得が難航していることなどが

県や漁業、流通団体などでつくる県水産物放射能対策連絡会議は、石巻市の金華山から名取市にかけての仙台湾北中部海域におけるアイナメの水揚げ自粛を解除した。１２～１８日に同海域の６地点で採取したアイナメに含まれる放射性セシウムが、すべて１キロ当たり５０ベクレルを下回ったため。同会議では、安全性確保のため国の基準値（１キロ当たり１００ベクレル）より厳格な独自の基準を設定している。

トップ > 石川 > 記者コラム：窓 > 記事 【記者コラム：窓】 【ワイド窓　2012】珠洲沖で漁船転覆　往来頻繁な海域で衝突 Tweet mixiチェック 2012年12月25日 漁港に引き上げられる船首が破損した小型刺し網漁船＝４月１６日、珠洲市狼煙町で 四月十五日夜に、珠洲市狼煙沖で発生した小型刺し網漁船「第２新洋丸」の転覆事故。船長の新章一さん＝当時（７６）、狼煙町＝が見つかり死亡が確認されたが、新さんの長男和宏さん＝当時（５０）、同＝は現在も行方不明のままとなっている。季節は夏から秋、そして冬へと移り変わっても、残された新さんの妻英子さん（７４）は「家には私一人だけ。寂しくて仏壇の前にいることが多いです」と今も心の整理が付かないでいる。 第２新洋丸は十五日午後五時半ごろ、メバル漁のため狼煙漁港を出発。帰港予定の同九時半を過ぎても帰港しないため、仲間の船が通報し、海保の巡視艇や

魚料理をもっと食べてもらうことを目的に、ＪＦ全漁連（東京都千代田区）が毎年行っているシーフード料理コンクールの実技審査があり、「お魚料理チャレンジ」「プロを目指す学生」の両部門で上位入賞者が決まった。今回１３回目で応募レシピは３７９０点。全体テーマは「さかなで彩る美味（おい）しい食卓」。チャレンジ部門は「３０分以内のメーン料理」、学生部門は「おさかな料理ファンを増やす」をテーマにレシピを競った。農水大臣賞は、チャレンジ部門で塩田和裕さんの「真アジの生春巻き冷や汁風味」、学生部門で伊藤駿汰さんの「海鮮ひつまぶし」がそれぞれ選ばれた。　審査委員長を務めた服部栄養専門学校の服部幸應（ゆきお）理事長は「魚介類のおいしさを引き出していて、おいしい料理が多かった。魚料理普及にレシピを活用してほしい」と話した。

本県公立小中学校の統合が加速している。岩手日報社の調べによると、２０１３年度（来年４月）は３６校が統合の予定で、対象の学校は小規模な学校が大半を占める。少子化に加え、東日本大震災による人口流出の影響も見られる。保護者らは地域の活力低下を懸念する一方、充実した学習環境も望んでいる。 大槌町は、震災前に統合が決まっていた大槌北、安渡（あんど）、赤浜の３小学校に加え、大槌小の統合も決定。震災で学校施設が被災し、町外転出に伴い児童が減少したことから４校統合の流れが進んだ。 陸前高田市は、被災した気仙小と長部（おさべ）小が統合し、新校舎は同市今泉地区の高台に整備。米崎、小友、広田の３中学校は統合して高田東中となり、新校舎は米崎町と小友町の境に整備する。

【徳島ニュース】  ◇寒風の中、港に活気　鳴門でブリやハマチの出荷最盛期　     ◇街を仮装ランニング　徳島大学、マラソン講座受講生     ◇名手の遺志、継ぐ音色　「お鯉の会」２４曲を演奏     ◇すす払い、迎春準備　徳島市の万福寺     ◇天使の歌声、清らか　大塚美術館でクリスマスコンサート     ◇気軽な話題で住民交流促す　中昭和町の「防災かわら版」     【徳島ニュース】  ◇寒風の中、港に活気　鳴門でブリやハマチの出荷最盛期　     ◇街を仮装ランニング　徳島大学、マラソン講座受講生     ◇名手の遺志、継ぐ音色　「お鯉の会」２４曲を演奏     ◇すす払い、迎春準備　徳島市の万福寺     ◇天使の歌声、清らか　大塚美術館でクリスマスコンサート     ◇気軽な話題で住民交流促す　中昭和町の「防災かわら版」     【徳島ニュース】  ◇寒風の中、港に活気　鳴門で

東北地方の復興を目指して整備が検討されている三陸海岸を歩いて縦断する観光ルートをＰＲしょうと、青森県から福島県までを歩いている大学生が２４日、田野畑村に到着しました。 三陸海岸を歩いて縦断しているのは、早稲田大学３年生の後藤駿介さん（２２）です。 後藤さんが歩いているのは環境省が整備を検討している青森県八戸市から福島県相馬市までおよそ７００キロの海岸線を縦断する観光ルートです。 今月１日に八戸市を出発した後藤さんは、２４日午前、田野畑村に到着しました。 後藤さんは地元の自然ガイドの案内で鵜の巣断崖の展望台に行き、地形の特徴や周辺の海の漁場などについて説明を聞いていました。後藤さんは、歩きながら感じたことや伝えたいことを撮影した写真とともにインターネットのブログに掲載し観光ルートの魅力を発信しています。後藤さんは「歩かないと出会えない東北の人たちの優しさや温かさ自然のすばらしさを発信

【行方史郎＝ワシントン】通常の２倍の速さで成長する遺伝子組み換えサケについて、米食品医薬品局（ＦＤＡ）が２１日、「環境に重大な影響は与えない」とする環境影響評価案を公表した。６０日間のパブリックコメント期間を経て、食品として承認するか最終判断する。承認されれば動物では初めてとなる。 　大豆などの遺伝子組み換え品が広く流通する米国でも作物以外の食品の例はなく、消費者団体などから根強い反対がある。ＦＤＡは養殖施設から逃げないための封じ込め措置が取られ、仮に逃げても不妊処理されているので自然界で繁殖する可能性はほとんどないと判断した。 　アトランティックサーモンにキングサーモンの成長ホルモン遺伝子などを組み込んだ。開発した米アクアバウンティ・テクノロジーズ社（マサチューセッツ州）によれば、味は野生のサケと変わらないが、養殖の効率が上がり、環境に与える負荷も小さいという。 続きを読むこの記事の続き

鹿児島県は、国内トップの生産量を誇るカンパチの販売促進用に、お勧めレシピを集めたリーフレットを作り、全国のスーパーなどで配布している。ミカンを使ったサラダ「かんぱっちょ」や、お茶でだしを取った「カンパチお茶しゃぶしゃぶ」など６品を掲載。県水産振興課は「カンパチの認知度を上げ、需要拡大につなげたい」としている。

鳥取県境港市沖の美保湾で行われているギンザケの養殖事業で２年目の海面養殖試験が始まり、事業の安定化に向けて正念場を迎えた。事業に取り組んでいるのは「日本水産」のグループ企業「臨海研究」（大分県佐伯市）。今回いけすに移した幼魚が育つ来春には約７００トンの出荷を見込んでおり、将来的には年間２千トン以上の安定出荷を目指す。　同社はギンザケ養殖を宮城県女川町沖で行っていたが、東日本大震災で被災。事業の継続に加えてリスク分散をはかるため、鳥取県の支援を受けるなどして、同県での試験養殖を行っている。　同県倉吉市などの内陸にある淡水養魚場で７月から稚魚を育て、１２月に美保湾のいけすに移す。海水に移した時点で２００～２５０グラム程度の幼魚は、春には約２キロの成魚に成長。１年目のこの春は、約１１２トンを出荷した。　今年度は養殖いけすを前年度の５基から１０基に増設し、放流する幼魚を約７万匹から約３５万匹に増や

■市長、鮮やか包丁さばき　伊勢エビをはじめ、新鮮な魚介類や伊勢志摩の特産品を販売する「年末海族市」（志摩市観光協会など主催）が２４日、志摩市大王町の波切漁港で開かれ、大口秀和市長が得意のマグロ解体ショーを披露した。　大口市長は県立水産高校出身で、鮮魚店を経営したこともあり、魚の扱いはお手の物。「新鮮な魚介類をいただいて、買い物も楽しんでください」とあいさつ。さっそく熊野灘でとれた長さ約１・２メートル、重さ約２５キロのビンナガマグロを、鮮やかな包丁さばきで、あっという間に解体。約２００人が新鮮な刺し身に舌鼓を打った。　販売された伊勢エビは特大ながら、市価の７割程度の安さ。真珠の貝柱や、大粒のカキ、ハマチ、ナマコ、タコ、各種ひものなども市価の７割から６割とあって、多くの人が年末年始用の食材として買い求めていた。志摩地方特産のてこね寿司や、さんま寿司、カキ飯、アオサ汁、串焼きなども飛ぶように売れ

“仙台の台所”として長年市民に親しまれる「仙台朝市」（仙台市青葉区）が、年越しの準備に追われる主婦らでにぎわいを見せている。　鮮魚店の店頭には、仙台の年越しに欠かせない食材の年取り魚「なめたがれい」が所狭しと並び、客を呼び込む店員の威勢の良い声が師走の寒さを吹き飛ばしていた。　鮮魚店の男性店員によると、子孫繁栄を祈願することからより好まれる卵の入った雌のなめたが１尾３千～５千円。雄は１千円程度で店頭に並ぶ。　大みそかが近づくにつれ雌の価格は上がり、１万円程度まで高騰することもあるという。　毎年、朝市で年越しの用意をするという仙台市の主婦（６２）は「普通のスーパーで買うよりもいい物がそろう気がする。ここで買い物をすると、新年を迎える気持ちが盛り上がって、すがすがしい気分になりますね」と食材を選んでいた。

＜境港・海とくらしの史料館前＞ 境港が日本一の水揚げ量を誇るベニズワイガニ（ベニガニ）のオブジェが完成し、２４日、境港市花町の「海とくらしの史料館」前で披露された。 オブジェはスズ製の鋳物で幅約６０センチ。１０月に水揚げされた本物を型取りして作り、カニかごに入った状態で展示されている。 ベニガニの普及に取り組む「境港ベニガニ有志の会」（浜野政和会長）と、「境港ベニズワイガニ料理推進協議会」（川口利之会長）が３０万円をかけて制作し、市に寄贈した。同市内で妖怪オブジェが並ぶ「水木しげるロード」の人気にあやかろうと、海岸通りなどにスズキやヒラメなどの魚のオブジェがこれまで９体設置されており、これで１０体目となる。

年末年始を控え、食材の需要が高まる季節。県内の市場関係者によると、海産物はイクラなどの魚卵が不漁で高値となっているが、カニや養殖物の魚は安値となっている。 ◆天然物が豊漁　 「丸水秋田中央水産」（秋田市）によると、イクラは秋サケが昨年に続いて不漁のため、卸値は１キロ・グラム当たり６５００～７０００円と、昨年比２、３割高で推移している。同社取締役の富田光明さん（６１）は「店頭ではさらに高値になり、食卓に上りにくいかも」と話す。カズノコも同様にニシンが不漁で、昨年より２割程度高くなっている。 一方、タイやハマチは天然物が豊漁だったため、養殖物が昨年より２割程安い。昨年、タラバガニやズワイガニは震災の影響で流通が滞って高かったが、今年は２割安という。 ◆ゴボウ豊作 「丸果秋田県青果」（同）によると、野菜の出荷量は１１月頃まで全般的に順調で、安値で安定していたが、今月上旬から冷え込みが厳しくなった