未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 震災で休業している間に国内の販路の縮小の余儀なくされた石巻市の水産加工会社が独自ブランドを立ち上げ、海外に向けて販路を広げることになり、２４日、村井知事に支援を求めました。 宮城県庁を訪れたのは、震災で工場が大きな被害を受けた石巻市の水産加工会社５社の代表で、休業中に国内の販路の縮小を余儀なくされたため、「日高見の国」という独自ブランドを立ち上げ、付加価値の高い商品の輸出に取り組むことになりました。 代表は村井知事と会談し「震災から２年４か月が経ったが失ってみて初めて、ふるさとの水産加工品のすばらしさがわかった。海外市場の開拓と復興に取り組みたいので、支援してほしい」と述べました。 こ

クロソイの稚魚、南三陸へ　県水産振興協会が15万匹を出荷 2013年07月24日　12:04 クロソイの稚魚をバケツですくう関係者＝鶴岡市・県栽培漁業センター （クリックで拡大表示します） 東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の養殖業者を支援しようと、県水産振興協会が23日、鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターでクロソイの稚魚の出荷作業を始めた。約15万匹を提供する予定で、作業はきょう24日も行われる。 提供先はサケやクロソイを養殖している「大庄水産」（大森庄二郎社長）。震災で太平洋沖にあったいけすが壊滅し、1年ほど休業。その後再開したものの、宮城県内では養殖用の稚魚が集まらないという。そこで、以前から親交のあった同協会に稚魚の飼育を依頼。昨年からクロソイの提供を受けている。 この日は、ことし5月にふ化し、体長3センチほどに成長した稚魚約8万匹を引き渡し。大森社長らが乗った輸送トラックが

「預貸率」とは、我々から集めた「預金」が、どれだけ「貸出」に回ったかの率。 「預金」と「貸出金」が同じ水準なら預貸率は１００％。 日経ビジネス（’１２年５月２８日号）によれば、 地域経済が振るわないので、昨年末の地銀平均は７３％。 ところが、被災地である「七十七銀行」と「岩手銀行」は たったの５０％と５１％だとか。 集まった多くの預金を融資ではなく、国債に回しているという。 中小企業が銀行に望んでいるのは、融資による支援。 融資業はやめていくのですか？ 昔、愛想のよかった三和銀行の人が、「お金を銀行から借りるには 根気よく定期預金することです」と言われその通りにし、数年後、 お金を借りに行ったら、全く冷たい態度。 愛想よく融資の条件を教えてくれたらよかったのに…。 銀行や国債って何だろう。 昔、高金利のサラ金がつぶれたように、融資能力のない銀行は 存在価値があるのだろうか。 我々は預貸率５

首都圏の人たちに大船渡のサンマをPRする「三陸・大船渡東京タワーさんままつり」の実行委員会（会長・戸田公明大船渡市長）は22日、大船渡商工会議所で総会を開き、今年も9月に東京都港区の東京タワー屋外特設会場で開かれることを決めた。5回目の開催、東京タワー開業55周年を記念して、5555匹の炭火焼き無料提供などを行い、大船渡の活気を広く発信する。 　同まつりは、高さ333㍍を誇る東京タワーや三陸沿岸といった「さん」のつながりを生かし、大船渡のサンマを首都圏にPRしようと平成21年度にスタート。東京側の関係者による強い後押しも受け、震災後も23、24年度と継続。いずれも1万人台の来場でにぎわい、復旧・復興へ向かう姿をアピールした。 　本年度の開催計画を話し合う実行委員会には、市内の観光、水産関係者らで構成する実行委員や事務局職員ら十数人が出席。今回で5度目を迎え、東京タワー開業55周年とも重なる

英ウィリアム王子とキャサリン妃の第一子が誕生した22日、カリブ海を航行中の英海軍の艦船上、船員らによる「BOY」の人文字が描かれた。英国防省が通信社に提供した写真だ。（ロイター）

県漁連は２３日、国の規制値を超える下痢性貝毒が検出され、出荷を自主規制していた中北部海域（田野畑、岩泉、宮古３市町村）と南部海域（大船渡、陸前高田両市）のホタテ貝について、検査を行った結果、３週連続で規制値を下回ったため、自主規制を解除した、と発表した。 県漁連によると、今回の解除で、下痢性貝毒によるホタテ貝の出荷自主規制は沿岸１２海域のうち、５海域となった。 下痢性貝毒の原因となるプランクトンは５～７月に増加傾向にあるが、県漁連は７月下旬に入り、減少したとみている。

サーモンの状況を確認する植松さん。温度管理には特に気をつけている＝高槻市栄町４丁目 　高槻市の脱サラ主人が作る冷製スモークサーモンが人気を呼んでいる。もともとは主人が趣味で始めたものだが、腕前がネットや口コミで話題となり、今では年間２千の注文が全国から舞い込む。地元の「特産品」にもなった。 　高槻市栄町４丁目の植松巧さん（６３）。うわさのスモークサーモンは閑静な住宅街の一角… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする（会員の方）無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連リンクスモークサーモンのウエマツPR情報

「星を掘れ！」の制作現場から＝東京・渋谷のＮＨＫ 　【ライター・山家誠一】今、深海が人気だ。ＮＨＫ・ＦＭでは２７日、地球深部探査船「ちきゅう」を舞台にしたドラマ「星を掘れ！」（夜１０時）を放送する。ポスドクの青春成長物語だ。ポスドクはポストドクターの略で、博士課程を出て研究事業ごとに雇われる任期付き研究者。非正規雇用の若者たちだ。 　主人公の初島は、テーマはあるのだが一向に形にできないでいる。質問されても、色々な文献の引用を言うばかり。「全部、他人の考えじゃん。真剣に考えたことないのかよ」と、先輩に言われてしまう。ナイーブで優しいのだが、押しがない。 　探査船上で偶然、離婚して家を出て行った父親に再会。初島役の川口覚は今時の優しい青年の感覚をうまく表現している。聞いているうちに父親の年齢に近い筆者も、「しゃんとせい」と言いたくなった。極力争いごとを避ける初島だったが、母を巡って父とぶつかっ

十二本の丸太と麻のロープで組み立てられた筏（いかだ）「コン・ティキ」号が六十六年前の春、南米ペルーの港から出港した。ポリネシア人の祖先は南米から渡ってきた、という自説を実証するために、ノルウェーの人類学者トール・ヘイエルダールが計画した航海だ▼荒れ狂う嵐に木の葉のように翻弄（ほんろう）される筏、サメの襲撃も絶え間がない。命綱の無線機も故障し六人の仲間には不信感も生まれるが、千五百年前と同じバルサ材を使った筏は南赤道海流に乗り、太平洋八千キロを百二日間で横断することに成功した▼「探検記」で有名になったこのコン・ティキ号の物語が映画になり、東京などで公開されている。最近の学説では、ポリネシア人のルーツは東南アジアの可能性が強まっているが、彼らの航海の価値は不変だ▼「証明するのは、海は障壁ではなく、道だということ」。ヘイエルダールの信念は、ミクロネシア連邦の憲法前文の一節＜海は私たちを隔てている

「モビードック」復興グルメＦー１優勝　石巻・鮎川浜 初出品で人気を集めた南相馬市のたこ焼き 東日本大震災の被災地の仮設商店街などが創作料理を競う「第３回復興グルメＦー１大会」が２１日、石巻市鮎川浜の仮設商店街「おしかのれん街」で開かれた。 　岩手、宮城、福島３県の計１２団体がブースを設け、郷土色豊かな料理を１品３００円で提供。家族連れなど３０００人近くが訪れ、食べ比べを楽しんだ。 　来場者の投票で決まるグランプリは、のれん街の「おしかモビードック」が輝いた。クジラの竜田揚げと野菜をパンに挟んだ。初めて参加した南相馬市のかしま復幸商店街は地元産のツブ貝やネギなどを使った「りゅうぐう蛸（たこ）焼」を出品。多くの来場者が列をつくり、２位に食い込んだ。 　グランプリは３回連続で開催地が受賞。のれん街店主代表の石森政成さん（５１）は「優勝できてホッとした。多くのお客さんが来てくれ、商店街の知名度アッ

酒井羊一撮影酒井羊一撮影 ■大津市「ファミリーれすとらん　ひろせ　寿し正」廣瀬正幸さん（４４） 　数年前、琵琶湖畔に泊まる小さな旅の途中で昼食をとろうと、ＪＲ湖西線北小松駅前で長い名前の看板を大きく掲げたこの店に立ち寄った。 　湖魚は全くなく、扱う魚は「産地直送の天然鮮魚」とある。おまかせすしを注文した。驚きの満足の味で、その旅では３日連続で利用し、以来毎年足を運んでいる。 　単に新鮮な魚が漁港から直送されるのではない。選んだ海域の漁師が、とれたて天然魚の脳髄を一発締めした後、脊髄（せきずい）を通る神経を壊し、血抜きした魚を送ってくる。それも直接会って処理法を理解してもらったうえでのことだ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする（会員の方）無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事（ひと）竹田博幸さん　病院食を

File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去６年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」（http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/）もしくは「日経テレコン」（本社・東京　http://telecom.nikkei.co.jp/）、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

東日本大震災の津波で妻を亡くし、仮設住宅で暮らしながら今日も元気に海に潜るベテラン潜水士がいる。 宮城県気仙沼市の唐桑半島で三陸地方伝統の南部潜りを継承する漁師の熊谷（くまがい）勝夫さん（７４）。水温約１４度という冷たい海に早朝から約６時間も潜水し、最盛期を迎えたウニ漁に励む。 平成２３年３月１１日、津波が自宅と最愛の妻の命を奪った。船でも家でも四六時中一緒だったという妻の洋子さんは生前、船上に立ち阿吽（あうん）の呼吸で命綱をたぐった。 津波発生時、勝夫さんは船を守るため沖に出て無事だったが「男勝りで竹を割ったような性格だった」という洋子さんは避難する際、知人を迎えに行き津波に流され亡くなった。以来、毎朝必ず仏前に焼香し「今日もよろしく頼む」と手を合わせ漁場に向かう日々だ。 勝夫さんは「人のためになれれば」とよく口にする。震災から約１年４カ月後に再び海に潜った時も、当時、不漁だった

トップ > 石川 > 7月24日の記事一覧 > 記事 【石川】 来夏の海の幸願う　トリガイ稚貝を配布　七尾・県水産総合センター Tweet mixiチェック 2013年7月24日 養殖用のトリガイの稚貝を船に移す漁業者＝七尾市能登島曲町で トリガイの養殖試験に取り組む県水産総合センターは二十三日、七尾市能登島曲町の七尾湾で育てた稚貝を、養殖事業を希望する漁業者に配った。 試験養殖は二〇一〇年度から実施しており、昨年度からは漁業者が主体となって同センターの技術指導を受けている。本年度は七尾湾内四地区の漁業者に、計一万個の稚貝を配布する。この日は、同センター生産部志賀事業所が育てた一・五～三センチの稚貝を五十個ずつ網袋に入れ、船で受け取りに来た中島地区と石崎地区の漁業者に手渡した。 稚貝はひも付きのコンテナに入った状態で水深五～一〇メートルに沈められ、一年弱で出荷できる八センチ超に成長する。

荒波越え大漁を　気仙沼・被災サンマ船出港 宮城県気仙沼市のサンマ棒受け網漁船「第８弁天丸」（９．７トン）が２３日、小型船（１０トン未満）のサンマ漁解禁（８月１日）を前に同市の大浦漁港を出港し、水揚げ基地となる北海道釧路港へ向かった。 　乗組員の家族ら約３０人が紙テープを渡したり、大漁旗を振ったりして見送った。船は汽笛を何度も鳴らして、大海原へ出航した。 　弁天丸は東日本大震災の津波で陸上に打ち上げられたが、修理して２０１１年のシーズンから漁を再開した。今季は主に道東の海域で１０月末までサンマ漁を行う。 　円安により燃料価格は昨年に比べ１、２割高くなっており、漁労長の小野寺俊光さん（５４）は「苦しい状況が続くが、たくさん水揚げして高騰分を何とか補いたい」と力を込めた。 　サンマ漁業者でつくる「全国さんま棒受網漁業協同組合」によると、ことしは道東の魚群が薄いとみられることや、燃油高騰の影響もあ

東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で行われている福島県内での除染について、国は全体でどの程度費用がかかるのか見通しを示していませんが、除染の在り方を研究している専門家のグループが試算をしたところ、これまでに計上された予算の４倍を超える５兆円に上ることが分かりました。 原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染に関係する費用は、福島県内だけでもすでにおよそ１兆１０００億円余りの予算が計上されていますが、国は全体でどの程度の費用がかかるのか見通しを示していません。 除染の在り方を研究している独立行政法人産業技術総合研究所のグループは、福島県内での放射性物質を取り除く作業や、作業で出た土などの運搬、それに仮置き場や、最長で３０年間にわたる中間貯蔵施設での保管など、除染に関係する費用の総額を試算しました。 試算は国などが公表している除染作業の単価や契約書の分析、それに自治体などへの聞き取りを

２０世紀後半から上昇していた地球全体の平均気温が、今世紀に入ってほぼ横ばいとなっているのは、海洋の深層部が熱を吸収しているためという研究成果を、東京大学大気海洋研究所の渡部(わたなべ)雅浩准教授（気候変動論）らのチームが発表した。 横ばい状態は一時的なもので、温暖化は着実に進行していると考えられるという。研究成果は、米国の地球物理学連合誌に掲載された。 ２００１～１０年の地球の平均気温は、１９６１～９０年の平均に比べ約０・５度高い。だが、２００１年からの１０年間の気温上昇は０・０３度にとどまっている。なぜ上昇幅が小さくなっているのかはよく分かっておらず、温暖化自体への疑問の声も上がっていた。 渡部准教授らは、観測データを基にコンピューターで試算。その結果、最近１０～２０年間は、海面下約７００メートルよりも深い層で熱の吸収が強まっている可能性が高いことが分かったという。渡部准教授は「約１０年

シーラカンスの稚魚。タンザニア沿岸で混獲された雌の体内から見つかった（岡田典弘・東京工大名誉教授提供） 生きた化石と呼ばれるシーラカンスのゲノム（全遺伝情報）解読で、アフリカの東側沿岸域に生息する種とインドネシア近海に生息する種とでは生息域が離れていても遺伝的な差が小さいことが分かったと、東京工大や国立遺伝学研究所（静岡県）などの研究チームが２２日付の米科学誌に発表した。　現存しているシーラカンスは２種が知られている。チームは２種を含む５匹を解読、長い期間に遺伝情報があまり変化していないことを確かめた。岡田典弘・同大名誉教授は「遺伝的な多様性が極めて低い。絶滅から救うための保全活動が急務だ」と話している。