「究極の干物」づくりのため、ずらりと並べられた伊勢エビ＝三重県鳥羽市の菅島「究極の干物」づくりのため、ずらりと並べられた伊勢エビ＝三重県鳥羽市の菅島 　【中村尚徳】三重県鳥羽市の離島・菅島（すがしま）の浜で８日、伊勢エビ１千匹をずらりと干す「究極の干物」づくりがあった。お隣の伊勢市にある伊勢神宮の式年遷宮で、新しくなった正殿へ参拝に押し寄せる観光客を引き寄せようと企画。１４日に鳥羽市から上京する海女着姿の女性１００人が、東京・六本木で振る舞う。 　菅島は市中心部から定期船で約１５分。「風の島」と呼ばれるほど強風で知られ、盛んに魚介類を天日干しにする「干す文化」がある。「究極の干物」づくりは２年前から旅館組合などが試作を始め、式年遷宮を機に首都圏で売り込むことになった。一匹４千〜４５００円ほどで近く販売を始める。 　同市離島部の伊勢エビ刺し網漁は先月１８日に解禁された。干物にする伊勢エビは２

天皇陛下、魚類学特別展に＝神奈川 天皇陛下、魚類学特別展に＝神奈川 特別展「益田一と日本の魚類学」を鑑賞される天皇陛下＝８日午後、神奈川県小田原市の県立生命の星・地球博物館（代表撮影） 天皇陛下は８日午後、神奈川県小田原市の県立生命の星・地球博物館を訪れ、特別展「益田一と日本の魚類学」を鑑賞された。 　益田一氏はスキューバダイビングで水中の魚の写真を撮影し、魚類の研究に貢献した写真家。皇太子時代の陛下を執筆者に含む「日本産魚類大図鑑」を完成させるなど、陛下と長年交流があったが、２００５年に８４歳で亡くなった。 　陛下は撮影セットなどの展示を熱心に見て回り、説明役に「これは益田さんが撮られたんでしょうか」などと質問していた。（2013/10/08-18:14） 前の記事へ 次の記事へ

国産を中心に、オーストラリア産やアメリカ産の生カキが、一年中食べられるオイスターバー。岩手県大槌産はミネラルが豊富。ぷっくりとした身は、クリーミーで食べ応え十分（１個４２０円）。 　宮城県女川産は、潮の香りたっぷり。塩気もしっかりとある（１個３２０円）。 　同・雄勝湾産は、さわやかな潮の香りが漂い、後味も比較的さっぱりしている。卵を持たないため、卵に栄養をとられることがないことから、一年中おいしく味わえる（１個４６０円）。 　まず、レモンをぎゅっと搾り、そのまま食べるもよし。あるいは、エシャロットビネガー、サワークリーム、おろしポン酢の３種類のタレに付けて食べるのもおすすめ。生カキは、常時１０種類以上を用意。カキのほかにも、「和牛イチボのカルパッチョ　ジャンボマッシュルーム添え」（９８０円）などの料理も見逃せない。 　ワインは７０種類以上、グラスワインも８種類以上取りそろえている。ワインと

南の海から珍客、漁網にタツノオトシゴ　湧別のホタテ漁 （10/08 16:00） オホーツク海で見つかったタツノオトシゴ 【湧別】湧別漁協のホタテ漁船のけた網に、体長１０センチほどのタツノオトシゴ一匹が入っているのが５日見つかり、同漁協関係者らを驚かせている。 道立総合研究機構水産研究本部企画課（後志管内余市町）によると、背びれの特徴から、道南以南の日本各地に生息するタカクラタツとみられる。 同漁協販売部の高田政人部長は「３０年ほどいるが、タツノオトシゴは初めて。ホタテにもまれながらも生きているなんて」。同本部網走水産試験場は「オホーツク海で見つかるのは珍しい。この時期は暖流が流れ込む量が多いことも関係しているのでは」と話す。 タツノオトシゴは７日、紋別市の氷海展望塔オホーツクタワーが引き取った。今後、状態を見て展示を検討する。（渡辺史哉） 前の記事 次の記事

【ニューヨーク共同】米調査会社ニールセンは７日、視聴者がテレビ番組を見ながら短文投稿サイト「ツイッター」に投稿した「つぶやき」の数などを集計し、番組別にランク付けした新指標の提供を開始した。　テレビを見ながらツイッターでつぶやく視聴者や、その投稿を読む人の数は急増中。新指標はツイッターによる視聴動向への影響などを分析し、企業のテレビ広告に生かすのが狙いだ。視聴率とは別の尺度として定着するのか注目されそうだ。　ニールセンは、テレビ番組の感想などがツイッターで投稿された件数や、それらが閲覧された件数に基づいて番組のランキングを作成する。

花巻市東和町のダイバー菅原香織さん（１８）は６日、大船渡市三陸町越喜来（おきらい）の越喜来湾で、被災地の海の現状を伝える潜水ガイドの仕事を始めた。ボランティアで訪れたダイバーや愛好家に三陸の海を発信しようと決意する。 同日は県内外の４人を案内。潜水時の注意点やホタテ養殖の復旧状況について、プレートを使い分かりやすく説明した。 「海の中は、自分から飛び込まないと知ることができない。未知に触れられるのがダイビングの魅力」という。現在は花巻市から通い、陸前高田市横田町のダイビングショップ「リアス」（佐藤寛志オーナー）を拠点に活動する。今月、インストラクターの資格取得にも挑戦する予定。「内陸や県外では、復興に対する温度差を感じる。実際に海に来て、ありのままを見てほしい」と力を込める。 【写真＝プレートを使い、参加者に潜り方を説明する菅原香織さん】

政府は７日、韓国が東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題を受けて福島県など８県の水産物を全面禁輸とした措置について、世界貿易機関（ＷＴＯ）の委員会で、科学的根拠に乏しく不当だと主張する方針を固めた。 外務、農林水産両省は、１６、１７両日にスイス・ジュネーブで開かれるＷＴＯの委員会に職員を派遣し、〈１〉日本産水産物は国際的基準に基づいて厳格な安全管理を行っている〈２〉韓国の禁輸措置は科学的な根拠に乏しい――とする日本の見解を説明する方向だ。 韓国は先月９日から、８県の水産物を全面禁輸とし、日本からの再三の撤回要請にも応じていない。委員会には撤回の勧告や裁定を行う権限はないが、国際機関の場で韓国側の不当性を訴えることで、韓国に自発的な撤回を促す狙いがある。

トップ > 富山 > 10月8日の記事一覧 > 記事 【富山】 サクラマスのバーガー開発　滑川高海洋科が養殖 Tweet mixiチェック 2013年10月8日 滑川高校海洋科が育てたサクラマスを使ったバーガー＝滑川市中川原で 滑川のレストラン、１４日に販売 滑川市中川原のパノラマレストラン光彩は、滑川高校海洋科が育てたサクラマスを使ったバーガーを開発した。七日のレストランでの試食会では、海洋科三年生四人が試食した。 バーガーはホタルイカのバーガー、フライドポテト、スープとセットにして、ほたるいかミュージアム中央広場で十四日に開かれる「海が見えるフリーマーケット」の目玉の一つとして、レストランが四十食限定で販売する。 サクラマスは、海洋科が二年半かけて養殖し、六月に水揚げした体長約四〇センチの三十匹を使う。魚の身をフライにし、トマト、ジャガイモをすりつぶしたマッシュポテトと一緒にパンに挟

沖縄の久米島に生徒呼び込もう　県外で初説明会 2013年10月07日（最終更新　2013年10月07日 09時27分） 自然豊かな高校で学びませんか―。沖縄本島の西約１００キロに位置する久米島の沖縄県立久米島高が県外から生徒を呼び込もうと今月中旬、東京都と大阪府で説明会を開く。少子高齢化による生徒減少になり、県外で初めて開く説明会で生徒を増やし、島おこしにつなげたい考え。　久米島町の平良朝幸町長は「全国に誇れる自然環境がある。生徒を集め、島を担う人材を育てたい」と意気込んでいる。　久米島高は、人口約８４００人の島で唯一の高校。１９６８年には２４３人が入学したが、今年は入学者７５人と定員を下回り、島の温暖な気候を生かした農業技術を学ぶ園芸科がなくなる危機に直面している。

２０００人、港を泳ぐ＝香港 ２０００人、港を泳ぐ＝香港 ６日、香港の高層ビル群を背景に泳ぐ人々（ＡＦＰ＝時事） 【香港ＡＦＰ＝時事】船の運航が世界で最も過密な港湾の一つ、香港のビクトリア・ハーバーを約２０００人が泳いで渡る大会が６日、開かれた。１９０６年にスタートし毎年開かれていたこの遠泳大会は、７８年に水質汚染のため中止となり、２０１１年になって住民の強い声を受け復活した経緯がある。 　コースは九竜半島から香港島への約１．５キロ。参加者は、１２歳から７５歳まで。フェリーや貨物船はこの日ばかりは航路を譲り、大会優先の１日となった。（2013/10/07-12:50）

お披露目式では関係者らが船に乗って間近で新青丸を見た。左の島はＮＨＫ人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱（ほうらい）島＝４日午後、岩手県大槌町、白井伸洋撮影 　【野津彩子】東日本大震災の地震や津波で三陸沖の海がどう変化したかを調べる調査船「新青丸（しんせいまる）」が４日、母港となる岩手県大槌町でお披露目された。漁場復興をめざし、研究成果は漁業者にも提供される。 　全長６６メートル、１６００トンで、山口県下関市の造船所で約１１０億円かけて建造。海洋研究開発機構や東北大、東京大などが１２月から、生態系や海底の地形の変化を本格的に調べる。 　大槌港は震災で地盤沈下し工事中で、復旧するまでほかの港を活用する。町の碇川豊町長は「新青丸をシンボルとして街づくりをしていきたい」。東京大大気海洋研究所の新野宏所長は「復興と再生に貢献できるよう研究を進めていく」と話した。 関連リンク新調査船

サケとイクラを使った郷土料理、はらこ飯が特産の亘理町で、今シーズン初めてとなる秋サケの水揚げが行われました。 亘理町の荒浜沖では、震災があった、おととしにも秋サケ漁が行われていて、７日午前７時に、沖合３キロの漁場で漁を終えた定置網漁船「幸寿丸」が荒浜漁港に入港し、サケの水揚げ作業が行われました。 ７日は、１匹３キロ前後の銀色に輝くサケおよそ３００匹ほどがとれ、船からクレーンを使ってトラックの荷台に次々と移されていきました。 荒浜の沖合でとれたサケは、県漁協が先月下旬に行った放射性物質の検査で、いずれも不検出だったということで、今シーズンも例年並みの１３０トンから１５０トンほどの水揚げが予定されています。幸寿丸の船長森敏行さんは「出足としてはまずまずです。このあと台風が来なければ今年も順調に水揚げ出来ると思います。」と話していました。 亘理町の秋サケ漁は年内いっぱいまで続き、石巻市の市場で競

韓国海洋警官４人負傷＝中国漁船員、大暴れ 韓国海洋警官４人負傷＝中国漁船員、大暴れ 【ソウル時事】韓国南西部の木浦海洋警察署は７日、全羅南道の可居島沖の黄海で違法操業中の中国漁船２隻を拿捕（だほ）した。この過程で漁船員が激しく抵抗し、海洋警察官４人と漁船員２人が負傷した。聯合ニュースが報じた。 　中国漁船が停船命令を無視したため、海洋警察官がボートで追跡したが、漁船員の投げた刃物や鉄パイプが当たり、顔や膝を負傷したという。（2013/10/07-20:48） 前の記事へ 次の記事へ

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