2日朝早く、茨城県の鹿島港沖で15人が乗った釣り船から火が出ましたが、全員、海に飛び込み、近くの漁船に救助されました。けが人は、いないということです。 鹿島海上保安署と消防などによりますと、当時、釣り船には釣り客13人と船長ら合わせて15人が乗っていて、全員、海に飛び込み、近くにいた漁船に救助されました。救命胴衣をつけていたということでけが人はいないということです。 鹿島海上保安署や消防が巡視艇や消防艇を出して状況を確認しています。
ゴールデンウィーク(GW)の行楽として人気の潮干狩りだが、大阪府内では、貝を採っても持ち帰れない事態になっている。貝毒が発生しているためだ。アサリの漁獲量は全国的に激減しており、「アサリ不足」でオープンできない潮干狩り場もある。 二色の浜(同府貝塚市)では半袖、半ズボン姿の子供たちがアサリ拾いに夢中だ。ただ、採ったものは帰り際に回収される。代わりに検査済みで安全な熊本、宮崎産のアサリを持ち帰る。女性(35)は「子供が貝を採ることを楽しめたらいい。(交換は)気にしていない」と話した。 府によると、アサリなどの二枚貝は毒素を持った植物プランクトンを食べて毒をためることがある。これが貝毒で、国の規制値を超えたものを食べると舌や唇がしびれたりすることがある。最悪の場合、死に至ることもあるという。昨年3月には阪南市の男里(おのさと)川河口でアサリを採って食べた80代夫婦が、手や口のしびれやふらつきの
瀬戸内海で養殖された新しいブランド魚の販売が首都圏で相次ぎ始まる。愛媛県はマグロのトロのような味わいの小型魚「スマ」の完全養殖に成功し、9日から週1回の頻度で年間を通じて出荷、2017年は2千匹程度を見込む。特に重さ2.5キログラム以上などの基準を満たすスマは「伊予の媛貴海(ひめたかみ)」というブランドで販売、1キログラムあたり3000~3300円とマグロ並みの価格だ。香川県は4日から「
アワビとウニの品質を確認する鈴木会長(左)=いわき市平薄磯の海岸 いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は1日、今年度のアワビとキタムラサキウニの試験操業をいわき沖で開始した。アワビ、ウニ漁が県漁業調整規則で定める1日の解禁日に操業するのは両魚種ともに東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて。初夏の味覚の水揚げで市内の港は活気にあふれた。 アワビは4年目、ウニは3年目の試験操業になる。初日は久之浜、沼ノ内、薄磯、豊間の4採鮑組合の組合員が出漁した。アワビは4組合全てで漁獲し、計94個を出荷した。ウニは薄磯採鮑組合だけが約20キロを取った。 試験操業には漁期内に11採鮑組合が参加する。昨年、アワビは1日に取る目標個数を市内全体で70個以上としていたが、今年は100個以上にまで増やした。9月末ごろまで週1回のペースで操業する。ウニも今後出漁組合数を増やし、8月初旬ごろまで操業する。 震災前、
「過去セネガルの海にはサバ、イカ、イワシがいっぱいで、人々は十分に暮らしていけた。だがいまは漁師が空っぽの網だけをさびしく引き上げている。中国漁船の水産資源乱獲がセネガルの人たちの暮らしを厳しくしている」。 ニューヨークタイムズは先月30日、「中国が(アフリカの)漁師を崖っぷちに追いやっている」という見出しの記事を通じ中国漁船の違法操業の実態を告発した。これによると西アフリカ海域に進出した中国の遠洋漁船の3分の2が国際法を破っている。 同紙は特に中国政府の船舶に対する補助金を問題点と指摘した。船舶製作と燃料費などを支援されたために中国船舶が遠海まで出て行き乱獲しているということだ。特に海洋科学ジャーナ「フロンティア」によると、中国の遠洋漁船はセネガル漁船の1年分の漁獲量を1週間で捕獲できるほど大型化されている。小型漁船に乗って魚を捕まえるセネガルの漁師は最初から競争できない境遇だ。同紙はセ
店の主力商品「かき佃(つくだ)煮」と「加古川和牛しぐれ煮」を手にする若おかみの永野華苗さん=兵庫県加古川市加古川町篠原町の「かき庄」で、広田正人撮影 加古川市加古川町篠原町の老舗カキ料理店「かき庄」など5事業者が、毎日新聞社などが進めるクラウドファンディングで新規事業への資金提供を呼びかけている。クラウドファンディングは、新しいアイデアや事業計画を持つ起案者がインターネットを通じて呼びかけ、賛同した人から資金を得る仕組みで、支援者に額に応じた「お礼」が贈られる。 かき庄などが活用しているクラウドファンディングは、毎日新聞社と伊藤忠商事、全国信用協同組合連合会、… この記事は有料記事です。 残り511文字(全文720文字)
東日本大震災の影響で休業していた「氷の水族館」(宮城県気仙沼市)が、6年ぶりにリニューアルオープンしました。地元企業・岡本製氷冷凍工場による、氷を使ったアート作品を展示する施設。 氷の中に魚が! 氷点下を下回る館内には、魚介類を閉じこめた透明な氷柱、氷の彫刻などが展示。気仙沼産業センターによる運営のもと、岡本製氷が作品の納入を行っていましたが、2011年の東日本大震災で被害を受けてしまい、長期にわたって休業。4月29日から運営元を岡本製氷に移行し、営業再開されました。 映像を使って氷のアート作品を演出する新しい仕掛けも 岡本製氷の担当者に話を伺ったところ、気仙沼市は今なお復興の途上にあり、同社の業績も震災以前の水準まで戻っていないとのこと。しかし、新しい取り組みにチャレンジして「地元に貢献したい」という思いから、「氷の水族館」のリニューアルオープンを決定したのだそうです。 約6年ぶりとなる
午前5時過ぎ、石巻魚市場でまき網漁船3隻が合わせて約27トンの生鮮カツオを水揚げした。不漁だった昨季に比べ1か月ほど早い初水揚げとなり市場は活気づいた。脂の乗りも良く1キロ当たり370円から600円と例年並みの値段で取引された。
全国一の生産量を誇る宮城県産ホヤが生産過剰になっている問題で、県漁協は昨年に続き、廃棄処分を今月から始めた。 処分量は昨年、生産量の6割となる約7600トンに上った。今年は、国内外での販路拡大に努め、5000トン前後まで抑えたいとしている。一方、廃棄処分に加わらずに出荷を続ける漁師もおり、産地が揺れている。 県産ホヤは東日本大震災前、国内生産量の7~8割を韓国に輸出していた。しかし、韓国が震災による東京電力福島第一原発事故の汚染水漏れを理由に禁輸措置を取ったことから生産過剰に陥った。このため、県漁協は昨年から廃棄処分に踏み切り、東電が補償している。 廃棄処分では水揚げした過剰分のホヤを冷凍処理した後、焼却する。昨年は6月から始まったが、今年は東電との補償交渉が進んでいるため、シーズン当初から行われ、8月頃まで続く見通しだ。 県漁協ほや部会などによると、昨年は震災前の韓国輸出価格を基準に1キ
日本ではなぜかゲームに漫画、アニメとさまざまな分野で人気のイカ。このほど見た目がイカそっくりのヨーカン「いかようかん」がインターネット上であらためて話題になっている。北海道は函館の菓子店「はこだて柳屋」の作った一品だ。 函館市は全国有数のスルメイカの水揚げ量を誇り、1989年には市の魚にもなっている。6月にはイカ釣りが解禁となり、最盛期は7月。 そんな函館の菓子店であるはこだて柳屋が作ったのが、いかようかん。求肥(ぎゅうひ)とコーヒー餡を羊かん生地で包んだ手作りの工芸菓子だ。1997年に本店の改築を記念したディスプレイ用にと菓子職人が作ったものを商品化したという。 イカの足などを丁寧に再現したのが特徴で、パッケージも箱の上部を開くとイカが飛び出し、夜明けの函館山がすがたをあらわすという趣向になっている。 道内をはじめ国内外の新聞、雑誌やテレビが取り上げるのはもちろん、Twitterなどでも
近年の不漁で漁獲量が減っており、価格の高止まりが続きそうだ。 鮮やかな赤身が売りの初ガツオは、3月から水揚げが始まり、5月に最盛期を迎える。漁業情報サービスセンター(東京)によると、今年3月1日~4月25日の全国の漁獲量は4493トン(冷凍を除く)と、前年同期に比べて約2割少なかった。全国有数の水揚げ量を誇る千葉県の勝浦港でも、3月の漁獲量が1093トン(冷凍を含む)と前年同月比で3割近く減ったという。 東京都中央卸売市場によると、4月のカツオの卸売価格は1キロ・グラムあたり900円台と、例年より3割以上も高かった。5年ぶりの高値水準で、市場関係者からは「手軽に買える魚のはずが、この値段では高級魚」との声が上がる。
ある高級食材でダシを取ったラーメンが大人気で、連日、オープン前から行列ができているそうだ。「あさチャン!」が取材に訪れると、店のオープン直前には61人が行列をつくり、入店まで3時間待ちだったという。 「ただ、3時間並んでも食べたい絶品グルメがあるんです」(夏目三久キャスター) この店は東京・錦糸町に昨年1月オープンした「真鯛らーめん 麺魚」。鮮魚系ラーメンで話題だそうだ。 「魚介の味がすごい」(来店客) 「海鮮系でほんとおいしい。週1回は食べたくなる」(別の来店客) そんな麺魚の自信作が「特製真鯛らーめん」(1050円、税込)だそうで、宇和島産の鯛の中骨を1日100キロも使い、濃厚なダシを取っているという。油も鯛の油を使用するなど、 「(スープは?)すべて鯛を使っている」(店のご主人)そうだ。 似顔絵 池田マコト
<ふるさと納税>イカ釣り漁船団サポートへ 山形県酒田港にスルメイカを水揚げする中型イカ釣り船を誘致するため、酒田市は1日、ふるさと納税制度を活用した寄付の呼び掛けを始めた。 集まった寄付金は、酒田港に水揚げした漁船に対する冷凍イカの梱包(こんぽう)費助成や銘柄米「つや姫」の贈呈に活用するほか、全国で唯一開催しているイカ釣り船団の出航式の費用などに充てる。 目標額は674万円。ふるさと納税の情報サイト「ふるさとチョイス」で6月3日まで1口1万円以上の寄付を募る。返礼品は寄付額に応じ、スルメイカの刺し身や塩辛、コメやメロンなどが選べる。 酒田市の永田斉・市政推進調整監は「低迷する水産業を元気にし、『いかの街』酒田を発信するプロジェクトに皆さんの力を貸してもらいたい」と呼び掛けた。 酒田港は中型イカ釣り船13隻でつくる山形船団の拠点。漁労長は酒田市出身者が多く、同港の水揚げ高の8割をスルメイカが
外来種のカキが大量発生したデンマークの在中国大使館が中国人に助けを求めことが話題になったが、今度はキューバでカニが大量発生しているとして、中国のネットユーザーたちが新たなターゲットの登場に盛り上がっている。 2017年4月29日、参考消息網によると、外来種のカキが大量発生したデンマークの在中国大使館が中国人に助けを求めことが話題になったが、今度はキューバでカニが大量発生しているとして、中国のネットユーザーたちが新たなターゲットの登場に盛り上がっている。 香港紙・経済日報(電子版)は28日、中国中央テレビの報道を引用し、キューバのピッグス湾で大量発生したカニが、近隣の道路上にあふれ、人々の生活に支障をきたしていると報じた。 記事によると、この話題について、中国のネット上では「そのカニは食べられるのか」というコメントが相次ぎ、さらに「夏休みはデンマークで生カキを堪能して、10月の国慶節(中国の
コイの生産量全国3位の県で、西都市のコイ養殖業者が、コイの身を麺にして「西都魚うどん」を開発した。海に面していない同市には魚介類の特産品はなく「話題が広がり、地域に貢献できれば」と話している。 開発したのはコイを養殖する米良産魚(西都市)の広松幸雄さん(53)。県南部の日南市でトビウオを使った「魚うどん」が2015年に品切れするほど売れたことにヒントを得て「コイの身を使えないか」と思案。昨年10月に水産加工品を製造する宮崎市の「器」に加工を依頼した。つなぎの小麦粉を使わずコイの身をすりつぶし、麺状にしてゆでた。野生のコイに比べ「くさみがない」のが特徴という。 農林水産省の統計や県によると、県内のコイの生産量は2015年362トンで、茨城(1087トン)、福… この記事は有料記事です。 残り417文字(全文750文字)
本州一のサンマ水揚げ量を誇る岩手県大船渡市が「大船渡のさんま」と銘打ったポスターを作り、市職員ら14人が国民的お笑いスター・明石家さんまさんを連想させるポーズで産地をアピール。 キャッチコピーは「どこやねん。で、誰やねん。」。ちまたで面白いと好評を得る一方、「気持ち悪い」など批判的な意見も寄せられ… この記事は有料記事です。 残り128文字(全文278文字)
東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で毎月恒例の福興市が30日、同町志津川の仮設魚市場で開かれた。4月水揚げが始まったホヤを題材にした料理が並び、家族連れが列を作った。 町内外の20団体が出店。殻付きのホヤの詰め放題が人気を集めた。昨年の3倍の約1トンを用意したが、2時間ほどで完売した。ホヤのパスタやそうめんなども提供された。 来場した大崎市の会社員佐藤真理さん(40)は「ホヤは海の味が詰まっているところが好き。買ったホヤはまぜご飯にして楽しみたい」と話した。 県産ホヤは東京電力福島第1原発事故に伴い、韓国政府が禁輸措置をとる。県漁協は昨年に続いて過剰分を廃棄処分する方針だ。 山内正文実行委員長(67)は「ホヤが処分されることを心配して買いに来てくれるお客さんもいてありがたい。夏にかけておいしくなるので、今後も積極的に販売したい」と述べた。 福興市は2011年4月に始まり、今回で6年を迎え
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