土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は江戸時代に始まったとされるが、本気で見直すときがきているようだ。ニホンウナギの稚魚であるシラスウナギは今期、極度の不漁で国内外の漁獲量は前年の同時期に比べてたったの1%しか獲れてない。不漁といえば昨年はサンマが獲れないことも話題となった。専門家は「このまま何もしなければ減少傾向の延長線上にしかない」と指摘している。(夕刊フジ) 「とても困っている。『うな重』も値段が上がっているせいかお客さんの数も減っている」と話すのは、東京都内で創業から100年以上経つ老舗鰻店の関係者。うな重を並で3000円、高価なものは4000円で提供している。関係者は「来年のことも懸念しているが、今のところ対策などの話は出ていない」と悔しそうだ。 東京・江戸川橋で1835(天保6)年創業の老舗「はし本」では、うな重の並が2600円、上3300円、特上4000円(全て税込み)で提供して
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