30日午後1時すぎ、兵庫県朝来市和田山町竹田の竹田城跡に向かう登山道で、観光で訪れていた三田市内の女性(67)が凍結した路面で足を滑らせ、右脚の大腿骨を折る重傷を負った。 冬の期間中、竹田城跡は最も近い駐車場から約1・4キロ離れている。朝来署によると、女性は運動靴で登り、駐車場から約300メートルの地点で転倒した。 登山道は日陰が多く、冬場は滑りやすい状態で、通常の装備では危険という。29日早朝も男子大学生(22)が転倒、頭にけがをした。
30日午後1時すぎ、兵庫県朝来市和田山町竹田の竹田城跡に向かう登山道で、観光で訪れていた三田市内の女性(67)が凍結した路面で足を滑らせ、右脚の大腿骨を折る重傷を負った。 冬の期間中、竹田城跡は最も近い駐車場から約1・4キロ離れている。朝来署によると、女性は運動靴で登り、駐車場から約300メートルの地点で転倒した。 登山道は日陰が多く、冬場は滑りやすい状態で、通常の装備では危険という。29日早朝も男子大学生(22)が転倒、頭にけがをした。
【リマAFP=時事】南米ペルー当局は18日、同国で近年、アジア各国に向けたフカヒレ輸出が拡大しており、サメ漁の餌に使うためイルカが大量に捕殺されていることを明らかにした。環境保護団体によると、殺されているイルカは年間1万5000頭に上る。 フカヒレの輸出量はここ数年で1割ほど増加した。サメの餌にはサバやイカも使われるが、イルカの肉が発するにおいの方がサメを引きつけやすいとされ、漁師に愛用されている。 漁業当局者は、イルカの犠牲を減らすためにはフカヒレ輸出を制限する必要があるが、違法操業が後を絶たないと指摘している。 政府は違法なサメ漁の取り締まりを強化する行動計画の策定に着手。究極の手段としては、イルカ漁、サメ漁をともに禁止することも辞さない構えだ。
九州国立博物館(福岡県太宰府市)で7月から開催中の展覧会「視覚革命 異国と出会った江戸絵画」について、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院のタイモン・スクリーチ教授が「展覧会のタイトルなどが自分の著書からの盗作だ」として博物館に謝罪を申し入れていることが分かった。博物館側は盗作の疑いを否定している。【朴鐘珠、ロンドン小倉孝保】 教授は博物館への抗議の中で、1998年に出版した自分の学術著書「大江戸視覚革命」(作品社)を挙げ、「江戸視覚革命」という表現は外国文化が江戸絵画に与えた影響を表現する言葉としてユニークで、この書名は自分の知的財産であると認識している、と主張。これが権利の所有者(スクリーチ教授)の許可なく使用されているとして、博物館に謝罪や展覧会図録の変更を要求している。 スクリーチ教授によると、博物館側は教授とのメールでのやり取りの中で「視覚革命との表現は日本では70年代にはす
静岡、山梨両県は6日、富士山の入山料(保全協力金)の試験導入期間中に実施した登山者アンケートの結果を発表した。4登山道の5〜6合目で3261人(男性2100人、女性1127人、性別無回答34人)が回答し、協力金の導入に「賛成」と答えた人が78・7%に上った。 来年度本格導入した場合、協力できる金額は千〜2千円未満が最も多く44・6%だった。3千〜5千円未満が14・3%、2千〜3千円未満が10・9%などと続いた。導入方法については、「すべての登山者から同じ金額を徴収したほうがよい」と答えた人が68・9%に上り、「協力したい人が決められた額を払えばよい」の24・8%を大きく上回った。 今後の制度設計では徴収の平等性などが課題となりそうで、県富士山世界遺産課の小坂寿男課長は「導入への賛成意見が多く心強い。どの程度義務的なルールにできるのかが課題」と述べた。入山料試験導入は7月25日〜8月3日
8日午後4時56分、気象庁は緊急地震速報を発表した。しかしその後、地震は一向に起きず、誤報と判明。このニュースは隣国の中国をも驚かせたようだ。「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトでは、日本擁護のコメントが殺到するという意外な事態に発展している。 2013年8月8日午後4時56分、気象庁は緊急地震速報を発表した。奈良県と大阪府で最大震度6弱から7程度の揺れが起きると予測したためだが、その後、地震は一向に起きず、誤報と判明。直前に起きた微弱な揺れと、地震計の信号トラブルが重なったことが誤報の原因とみられている。気象庁の橋田俊彦地震火山部長は記者会見で「交通機関や多くの人に大変な迷惑をかけ、おわび申し上げる」と謝罪するに至った。 【その他の写真】 国内で多くの人が強い不安に襲われ、同時に、これほど大きく予測がはずれたことに驚いたと思われるが、このニュースは隣国の中国をも驚かせたようだ。反
40万円で競り落としたルビーロマンの出来をチェックする前田さん(16日午前、金沢市の市中央卸売市場で)=鷹尾洋樹撮影 石川県が開発した高級ブドウ「ルビーロマン」の初競りが16日、金沢市の市中央卸売市場で行われ、40万円の最高値がついた。 県がブランド品種を目指して1995年から開発。ルビーのように赤い果皮が特徴だ。1粒の直径3・1センチ以上が条件で、重さは巨峰の2倍の約20グラムになる。 最高値で落札したホテル日航金沢(金沢市)の西洋料理長・前田伸也さん(42)は「丸ごと使って、お客様をビックリさせたい」と話していた。1房36粒。1粒約1万1000円なり。
江戸時代末期に建てられ、灘五郷で唯一残る木造酒蔵=神戸市東灘区の泉勇之介商店で2013年6月22日、山崎一輝撮影 日本酒最大の生産地、灘五郷(兵庫県西宮市〜神戸市灘区)唯一の木造酒蔵が消滅の危機に陥っている。神戸市東灘区の泉勇之介商店の酒蔵で、国の登録有形文化財。借入金がかさんで競売にかけられ、不動産会社が落札した。住宅開発の可能性があり、近隣の自治会などが7月1日から、神戸市に購入を求める署名活動を行う。 【内部は太い梁や柱が蔵を支えている】 ◇阪神大震災唯一の生き残り 同商店は江戸時代末期に建てられた酒蔵を購入して、1882(明治15)年に創業。3代目の泉勇之介社長が杜氏(とうじ)を兼ねる。民間信用調査機関、帝国データバンク大阪支社によると、純米大吟醸酒などで左党の人気を集めたものの、近年は生産量が落ち、酒蔵兼本社約1600平方メートルが競売にかけられた。 1995年の阪神大震災
最新の研究によると、2億年後には北アメリカ大陸はヨーロッパ大陸と結合する可能性があるという。 (Map courtesy Reto Stockli NASA Earth Observatory) 地球の地殻の裂け目が新たに発見された。この裂け目から、北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸が接近していって、2億2000万年ほど後には大西洋が消滅してしまう、と専門家は予測している。 イベリア半島沖の海底の地図が新たに作成され、新たな沈み込み帯が形成されつつある可能性が確認された。 沈み込み帯は、地殻を形成しているプレートが互いに衝突してできる。衝突した2つのプレートのうち、重いほうの端が軽いほうの下に沈み込む。沈み込んだプレートは、地殻のすぐ下にあるマントルの中に溶けていく。 今回発見された新たな沈み込み帯は、プレートの動きが新たなサイクルに入ったことを示している可能性がある。今ある大陸は再び引
■デザイン・名称公募 民間も利用可能 復興への一助に 県は、平泉町の柳之御所遺跡で出土した木片のカエルの絵を県公認キャラクターにするため、デザインを全国募集している。9月にデザインを決定したあとは名称も公募する。観光や物販など民間にも広く利用させる計画で、“復興への飛躍”の一助として活用を図る。 カエルの絵は、幅約4センチ、長さ約10センチの木の板に墨で描かれていた。擬人化され、ススキと扇を持って立つ、ちょっとおどけたような表情は現代の漫画にも通じる。 一緒に出土したほかの木工品などから、平安時代後期(12世紀後半)に描かれたとみられる。同じく動物を擬人化して描いた国宝「鳥獣人物戯画」とほとんど時代の差がないことから、当時の都の文化が短期間に、平泉の奥州藤原文化にも伝わっていたことをうかがわせる貴重な資料だ。 デザイン募集について、達増拓也知事は5月27日の会見で、「(カエルの絵の
本殿遷座祭で、白い絹垣に包まれ仮殿から本殿へ向かうご神体=島根県出雲市の出雲大社で2013年5月10日午後7時40分、望月亮一撮影 島根県出雲市の出雲大社=千家尊祐(せんげたかまさ)宮司=で10日夜、「平成の大遷宮(だいせんぐう)」として60年ぶりの大規模改修を終えた本殿に仮殿からご神体を戻す「本殿遷座祭(せんざさい)」が営まれた。国宝の本殿にご神体が戻るのは2008年4月以来で、氏子や遷宮に携わった関係者ら約1万2000人が「神様の引っ越し」を見守った。 【写真特集で見る】神秘的な雰囲気の中、本殿へ向かうご神体 午後7時、神事の参加者全員がおはらいを受けて始まった。ちょうちんがともされ、千家宮司と天皇陛下の勅使が仮殿で祝詞とご祭文(さいもん)をそれぞれあげた。 神職ら約120人が行列を作り、白いカーテン状の絹垣(きぬがき)に包まれたご神体を神輿(みこし)に載せて仮殿から運び出した。本
呼び名は「北陸新幹線」か、「北陸長野新幹線」か−−。2015年春に長野−金沢間の開業を目指す新幹線の呼称を巡り、石川、富山両県と長野県の間で論議になっている。長野側は先行開業した「長野新幹線」が定着したとして、長野の地名を残すよう主張。これに対し、北陸両県は「金沢開業で名実共に『北陸新幹線』になる」と一歩も引かない。最終的にはJR東日本と西日本の協議で決まるが、当面はバトルが続きそうだ。 新幹線の呼称は、車内アナウンスや時刻表などでも用いられる。国による整備新幹線の基本計画では、東京から長野市、富山市付近を経て大阪までを結ぶ「北陸新幹線」とされていた。しかし、長野五輪を翌年に控えた1997年に長野まで先行開業した際、地元の経済団体が「長野に行くのに『北陸』では分かりにくい」として「長野新幹線」を主張。当時、金沢までの着工のめどが立っておらず、北陸の自治体は「その呼び名では、工事が長野で終
鎌倉の震災リスクにも言及、世界遺産「不登録」勧告でイコモス、津波被害の可能性「極めて深刻」と危惧視/神奈川 カナロコ 5月6日(月)11時0分配信 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産をめぐり、「武家の古都・鎌倉」(鎌倉、横浜、逗子市)を「不登録」と勧告した国際記念物遺跡会議(イコモス)が、地震や津波といった自然災害を「資産保全の脅威」として勧告書に言及していたことが5日、分かった。文化庁は武家文化の物証の乏しさが「不登録」の主因と説明していた。勧告書はさらに、鎌倉が抱える地形的な脆弱(ぜいじゃく)性にも踏み込んでいた。 勧告書は、脅威となる自然災害として、地震、津波、暴風、火災を明記。とりわけ、地震と津波は「過去も資産に著しい影響を及ぼした」「重大なリスク」と指摘した。21の社寺・史跡による構成資産の大半は「沿岸部から比較的離れ、高台にある」とする一方、低地部の津波被害の可能
【ニューデリー=岩田智雄】インドを訪問した麻生太郎副総理兼財務相は4日、ニューデリー市内で講演。日中関係について、「インドは陸上で中国と国境を接し、日本は海上で接触を持っているが、われわれは過去1500年以上の長きにわたり、中国との関係が極めてスムーズにいったという歴史は過去にない」と述べた。 麻生氏は、インド商工会議所連盟などが主催する講演会に出席。質疑応答で、中国とインドでも領有権をめぐる紛争があり、安全保障や海洋分野での日本とインドの関係を強化すべきではないかとの質問に対し、答えた。また、中国の軍事的台頭に対抗する日印関係を問われ、「インドと日本は哲学で結ばれ、価値によって突き動かされる同盟国同士ではないだろうか」と指摘。「豪州に米国が駐留軍を置くという事態は、地域のスタビリティー(安定)を大事にしなくてはならないという表れだ」と述べ、米国とオーストラリアを含めた4カ国の協力態勢を
海に素潜りで入りコンブやアワビを採る海女さん。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でもテーマに上げられ脚光を浴びつつあるが、高齢化などで人数は最盛期から10分の1に激減し、存続は危機に瀕している。このため、最多の海女を擁する三重県が主導して今月中にも保存会を立ち上げるなど保全が活発化。1300年以上続く「海女文化」を世界無形文化遺産にしようとする動きもある。 【フォト】あまちゃん「じぇ!」の秘密 流行語大賞も狙ってる? 「天候に恵まれるといいですけどね。ホソメコンブが採れる夏が楽しみですよ」。北海道松前町の孤島で海女を1人で続ける石山ヨネ子さん(78)は張りのある声で話した。ウエットスーツに約5キロのおもりを付けて、年間200回ぐらい潜るという。 石山さんは戦後まもなく、石川県輪島市から出稼ぎにきた。「仲間が亡くなったりしてさみしくなりましたが、私はいつまでも続けるつもり」と生涯現役を宣
新潟県村上市と山形県鶴岡市にまたがる山「日本国」(標高555メートル)の山開きに合わせ、新潟県などが「日本国征服証明書」と題した登頂証明書の発行を企画したところ、約50件の批判が寄せられたことが分かった。新潟県は3日夜、名称を「日本国登頂証明書」に変更すると発表した。 県村上地域振興局によると、地元では三十数年前から、毎年5月5日の日本国の山開きを愛着を込めて「征服登山」と呼んでいる。県と地元市民団体は、地域振興の一環として登頂証明書の発行を企画し、名称に「征服」を取り入れた。 ところが、県が4月24日に発表すると、「征服という言葉には違和感がある」「(尖閣問題など)領土問題で揺れている時期に不謹慎」などの否定的な意見が、メールや電話で寄せられたという。 県の担当者は「山開きの日に現地での混乱を避けるため、一般的な言葉に変更した」と説明している。
京都市右京区梅ケ畑の神護寺で1日、仏画や古文書の虫干しを兼ねて一般公開する恒例の「虫払い行事」が始まった。源頼朝や平重盛を描いたと伝わる国宝の肖像画など、普段は見ることのできない寺宝を参拝者が間近に鑑賞した。 虫払い行事が行われていたことを示す1637(寛永14)年の文書が見つかったのを契機に、寺が1954年に復興させた。今年で60年目となる。 会場の書院には、国宝や重文を含む計68点の寺宝が展示されている。真言宗を開いた空海(弘法大師)が行った密教の重要儀式の記録「灌頂暦名(かんじょうれきみょう)」(国宝)には、天台宗を開いた最澄(伝教大師)の名前も記されている。平安時代に描かれ、衣の色から「赤釈迦(しゃか)」の別名がある釈迦如来像(国宝)や、後白河法皇の手形が押された「文覚四十五箇条起請文」(国宝)も並ぶ。 5日までの午前9時〜午後4時。有料。
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