平河町日記:佳人薄命

2009年09月29日 佳人薄命 【Guest entry】 生まれて初めてブログエントリなるものを書いてみる。 「佳人薄命」 最近、この言葉を実感する。 ここを読まれている一部の方に余計な心配を与えないためもあって、この言葉の意味をあえて説明させていただく。 ご存知のようにこの言葉は、蘇軾の「薄命佳人詩」からのものであるが、俗に言われているような、病気で早死にする、などという意で私は使っていない。 詩の転載はスペースの無駄なので、リンクを張っておく。蘇軾「薄命佳人」 恐らく、「薄命」の「命」をわが国では「いのち」と捕らえ、美女が早死にする意の美人薄命という使われ方をするのであろう。 私は、薄命を短命の意ではなく、命運が薄いという意で認識している。 眉目も良く、才気煥発であり、人気にも恵まれた人間がいたが、天は二物を-なのか、ろくな運命が回ってこなかった。 才気、人気に