ドイツのつぎはフランスから - 内田樹の研究室

毎日入試関連の会議。昨日も会議が３つ。今日もこれから夕方まで会議が４つ。 どうしてこんなに会議が多いんだろ。 会議のあいまにあれこれと用事を言いつけられるが、一つの用事が終わらないうちに次の会議が始まり、それが終わった頃には次の用事が言いつけられ、しだいに「未済」の仕事がうずたかくデスクにたまってゆく。とほ。 出版社からは「もう春休みなんですから。はやくゲラ返してください」と次々と督促メールが来るが、春休みも毎日出勤してるんですってば。 デスクで仕事をしていると講演依頼、連載依頼、新規書き下ろし依頼などのメール、ファックス、電話が来る。 「たいへん申し訳ありませんが、２０１０年度は大学最後の年ですので、教育と学務に専念するため、学外でのお仕事は原則としてお断りしております。貴意に添えずにまことに申し訳ありませんが、微志ご諒察の上、ご海容ください。」 というストックフレーズを「クリシェ」にし

[castle]

「目指すは「気分のよい老人国家」「後世への贈り物」」「限られた資源でやりくりして、その範囲内でどれくらい生活の質を高く保つか、それを考えるべき」「これから日本が目指すべき目標は「質のよい後退戦」」

[Ohgyoku]

"やだよ" やだね。(笑)

[mikage014]

"オレもそういう日本だったら、観光に行ってユーロを散財するにやぶさかではないけどね"

[katow]

若い人の方が先生のこの説を受け入れ易いと思う。

[tsuyok]

方向性としては悪くないと思うが、今まで散々上昇志向で躁状態で楽しんできたこの世代が、もう楽しめないから我慢して下降させろ、と言っているようで、無責任に思う。責任は取っていただきたい。

[orangewind]

「やだよ」に笑った（笑）　ともあれ、人口が減るのを前提にした国家戦略というのは本当にありだな、とか思った。